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ゲームじゃない?実在した有名な騎士15選

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そもそも騎士とは?

騎乗して戦う身分のこと。ペイジ(小姓)、エスクワイア(従騎士)と子供の頃からベテランの騎士の元で修行していき、二十歳くらいでナイト(騎士)の称号を得る。

古代ローマ時代から騎士のような存在がいて、主に経済力が高い一般人だったそうです。
中世に差し掛かると封建制によって君主の下で、諸侯が領土を統治するようになる。そうなると、君主の為に軍事力を行使する者が現れた。それが騎士である。

十字軍遠征によって騎士の価値が高まり、美化されてると、王や貴族も騎士を自称するようになった。近世になると騎士の軍事的な役割は薄くなり、傭兵が戦争の主役になっていくと、騎士は称号や名誉、勲章となった。



ゴドフロワ・ド・ブイヨンーーーー十字軍の英雄

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(1060〜1100)

第一回十字軍遠征の指導者の一人であり、初代聖墓守護者になった人物。ゴドフロワは母にカール大帝の血筋を持つ名家の出身であったが、相続の権利を得ることができなかった。

相続を認めて貰うために神聖ローマ皇帝の元で戦う日々が続くことになり、10年近く経ってやっと領土の相続を認められる。教皇の呼びかけによって、聖地エルサレムを軍事行動で奪う活動が行われることになると、ゴドフロワも参加することを決めた。

この時ゴドフロワは36歳。これまでの経験則などを含めても絶頂期だったゴドフロワは、指導者の一人として大いに活躍することになり、エルサレム奪還を果たした。奪還後にエルサレムを統治する王に選出されるが、キリストが命を落とした場所で王と呼ばれることを嫌い「聖墓守護者」となる。

しかし、僅か一年後に急死することなる。ゴドフロワは死後に英雄化され、十字軍の最高指導者、最も優れた戦士と語り継がれる事になる。中世には九偉人に数えられた。

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ゴーティエ・サンザヴォワールーーーー無一文のゴーティエ

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(??〜1096)

上記で説明したゴドフロフ達、十字軍よりも先にエルサレム奪還を目的に動いた民衆軍がいた。その指導者の一人が「無一文のゴーティエ」ことゴーティエ・サンザヴォワールである。

教皇は聖地エルサレムの奪還を呼びかけた。なんでもエルサレムに向かうと全ての罪が許されるそうだ。これに歓喜し、狂乱した民衆は指導者の元に集っていく。その中にはゴーティエの姿もあった。

ゴーティエは出発が待ちきれず、同じく持ち切れない民衆を率いて勝手にエルサレムに向かってしまう。神聖ローマ帝国、ハンガリーを越えた彼らは先駆けて聖地エルサレム奪還に動いた。ゴーディエは敵の策略にハマり命を落とす事になってしまうが、ゴーディエの名誉、勇気、謙遜する姿勢は騎士の模範であると評価された。

リチャード一世ーーーーライオンハート

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(1157〜1199)

「獅子心王(ライオンハート)」と言われたイングランドの王様。10年の在位中にイングランドに居たのは僅か三ヶ月で、英語を話す事ができなかった。王様としては落第だが、第三回十字軍遠征の活躍から中世騎士道の鑑と謳われた。

イングランド王のヘンリー二世の三男として生まれたリチャードは、兄弟で父に反乱を起こした後に、兄弟で争い、最終的に弟を懐柔し、フランスの協力を得て父ヘンリーを打倒した。骨肉の争いを制して王位を勝ち取ったリチャードは、戴冠式をテキトーに済まして、第三回十字軍遠征に向かった。フランスやドイツ、オーストリアなど、各国の王族が参加していたが、リチャードの名誉を重んじる我の強さから仲違いが起きてしまう。

各国の王は嫌気が差してしまい帰還することになり、リチャードは単独でエルサレム奪還を目指すことになる。その間にイングランドでの王位を失いかけることになり、帰還する事になった。ところが遭難してしまい変装してオーストリアを渡ることになるが、各国の王から評判が悪かったリチャードはオーストリアで捕まってしまい神聖ローマ帝国で人質となってしまった。

賠償金を払ってもらい解放されたリチャードは、弟のジョンから王位を返還してもらい、不在の間に奪われた領土をフランスから勝ち取る戦争に参加した。その戦いの中で負った傷が元で、リチャードは亡くなった。

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ウィリアム・マーシャルーーーー伝説的な老騎士

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(1146〜1219)

リチャード1世など五人の王の仕えた騎士。長男ではなかったウィリアムは、馬上槍試合で騎士としての実力と財産を築くなどして、長い下積み時代を経験する。そのうちアリエノール・ダキテーヌに見出されて、若ヘンリー王に騎士を心得を教える先生となった。

若ヘンリーは若くして亡くなることになり、彼の夢であった十字軍への参加をウィリアムが代わって参加した。イングランドに帰還したウィリアムは、ヘンリー二世に仕えて、その息子であるリチャード1世と戦うことになる。とある戦いでは、リチャード1世を落馬させて容易く命を奪える場面を作るなど、騎士としての力量の差を見せつけた。

リチャード1世が第三回十字軍遠征に向かうと、イングランドの摂政を任された。リチャード1世の弟であるジョンが王位を狙って本格的に動き出すと、王としての器を疑い反乱に参加したそうだ。

リチャード1世が亡くなり、ジョンが王になるとイングランドはフランスとの戦いで負けが続く。挽回することなくジョンは、イングランド史上最悪の王として亡くなってしまい、まだ幼いヘンリー3世が王となった。

ウィリアムは摂政となって幼い王に仕える事になる。この頃には70歳と言う高齢であったが、戦場で先陣を切り若い騎士を鼓舞する勇敢な戦いをした。悪政によって崩れかけたイングランドを建て直したウィリアムは、死際にテンプル騎士団に入団して、73才の高齢で亡くなった。遺体はテンプル教会で埋葬されている。

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ジャック・ド・モレーーーーーテンプル騎士団の総長

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(1244〜1314)
テンプル騎士団の第23代総長であり最後の総長。第一回十字軍遠征によって、聖地エルサレムの奪還の成功したが、ほとんどが奪還しただけで満足してしまい帰国してしまった。

聖地での兵力不足を危惧したユーグ・ド・パイヤンは、聖地巡礼を保護する名目で九人の騎士を集めて、活動をはじめたことがきっかけとなり、テンプル騎士団が誕生した。当時のヨーロッパでは聖地維持のために何らかの貢献をした考えがあったので、フランス王をはじめ多くの賛同者と入会者が増えていき、組織は瞬く間に大きくなった。

教皇イノケンティウス二世が君主や司教への服従の免除や、課税の禁止など多くの特権を認めたことで、テンプル騎士団は実像が変わる事になる。巡礼者に手形の発行、商人との取引が盛んとなり、ぶどう畑などの農園を作り、最盛期には島一つ所有するなど、商業面での成功が目立つようになってくる。(本業ではイスラムの英雄サラディンに聖地を奪われている)豊富な財産は一国を軽く凌駕することになり、フランスに金を貸した。

13世紀の終わりになると、フランス王フィリップ4世の個人的な野望によって、テンプル騎士団はあらぬ容疑をかけられる事になる。目的は財産の撤収である。テンプル騎士団は逮捕されて、やってもいない罪を自白するまで、酷い拷問を受けた。やがて拷問に耐え切れなくなった団員が罪を認めてしまい、中心メンバーは処刑されることになる。ジャック・ド・モレーは火炙りに処された。

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エドワード3世ーーーー騎士団を創設した勇敢な騎士王

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(1312〜1377)

イングランドの最高勲章であるガーター騎士団を創立した王様。幼くして王位に付いたが、母とその愛人の傀儡のような状態から、クーデターを起こして実権を握る。

貴族との関係を良好にして、国を安定して治めた。そして、イングランドとフランスの間で起こった「百年戦争」を引き起こした。母がフランス王の娘であったのでエドワードは、フランスの王位を主張して宣戦布告をしたことで、開戦することになったそうだ。

アーサー王物語に登場する円卓の騎士への強い憧れと、百年戦争に勝利する為の団結力を高める目的で、ガーター騎士団を創立した。百年戦争の初期はイングランドが優勢であったが、晩年は押され気味になり、志半ばで亡くなった。

エドワード黒太子ーーーー実在した黒騎士

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(1330〜1376)

エドワード三世の長子で、黒騎士だったことから「ブラックプリンス」と恐れられた。父であるエドワード3世が百年戦争を勃発させたことで、イングランドを留守にすることが多かった。なので幼い黒太子が、王の代理を務めていた。

16歳で初陣を果たした黒太子は、負けることを知らずにフランスを圧倒していった。数的に不利であったがフランス王を捕虜にするような大勝利をしたことで、フランス南部に膨大な領土を獲得する。

黒死病の流行で百年戦争は一時的に休戦となるが、前半戦はイングランドの圧勝であった。フランスから奪った領土のプリンスとなるが、度重なる浪費から重税を強いたことで、民衆から反感を買う。悪政によって民衆が動いたことにより、フランス王が領土の没収を宣言したので、再び百年戦争が始まった。

しかし、病に罹患していた黒太子は満足に戦場で指揮を振るうことは叶わず、イングランドに帰還することになる。領土は没収されてしまい、父であるエドワード3世より早くに亡くなった。

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デュ・ゲクランーーーーブサイクでもフランスの英雄

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(1320〜1380)

百年戦争の前半で活躍した騎士で、劣勢であったフランスを挽回することに成功した。中世の騎士らしい騎士道精神を持っていたが、同時に戦争で勝利することを優先した合理的な一面を持っていた。

百年戦争でフランスが劣勢となったのは、戦力の大差に物を言わせた真っ向勝負ばかりしてきたからである。対するエドワード3世や黒太子は戦略を練って戦うスタイルだったので、イングランドは劣勢でもフランスに勝つことができた。ゲクランは何度も進言するが、まるで聞き耳を持ってもらえなかったので敗北が続いたようだ。

しかし、新たなフランス王シャルル五世が有望な人物だったので、ゲクランはフランス王国総司令官に抜擢してイングランド撲滅を命令した。夜襲や奇襲など、イングランド軍の裏を取る戦術により勝利を重ねていき、奪われた領土を取り返すことに成功した。ちなみにブサイクだったようだ。

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リッシュモン元帥ーーーーアーサーと同じ名を持つフランス元帥

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(1393〜1458)

アルテュール・ド・リッシュモンは百年戦争後期で活躍したフランス元帥で、略奪を嫌ったことから「正義の人」と言われた。若い頃から頭角を表していたリッシュモンだったが、イングランドに敗北して捕虜になってしまう。

イングランド王のヘンリー五世は「アーサーの名前を持つ者がブリタニアを征服する」と言う伝説を恐れて、身代金が支払われても、リッシュモンを解放しなかった。どう言うことか?リッシュモンの本名を英語で読むと「アーサー」だったからだ。

リッシュモンはヘンリー五世が亡くなるまで、五年間も捕虜として生活することになった。長い捕虜生活でリッシュモンは、イングランドに対する敵対心を強める事になる。気持ちを一新して再び戦場に舞い戻ったリッシュモンは実績を重ねて、元帥に昇格しフランスのナンバー2となった。

しかし、フランス王のシャルル7世との相性が悪く次第に孤立するようになる。ジャンヌ・ダルクの登場によって奇跡的な勝利を達成すると、リッシュモンは追放されてしまい隠居した。ジャンヌはリッシュモンの復帰を願い出たが叶わなかったと言う。

そのジャンヌがイングランドの捕虜となり処刑される。シャルル7世と取り巻きはジャンヌを見殺しにしたと批判されてしまったので、リッシュモンが復権する隙が生じた。復権したリッシュモンは王の名の下に貴族から徴税することで、軍を再編成した。更に大砲部隊を有効的に扱うことで、フランス領土に蔓延る敵の排除に成功する。リッシュモンの活躍でフランス領土は回復した。

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ジル・ド・レーーーー悪魔に魅せられた英雄

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(1405?〜1440)

フランス元帥の一人で、百年戦争後半で活躍した。ジャンヌ・ダルクを崇拝していたことでも有名で、彼女の死により黒魔術に没頭したとされる。行き過ぎた言動によって、ジルは救国の英雄でありながらも処刑された。

おそらくだが、ジルの歪んだ性癖は、血筋もある。彼の祖父は横領やフランス元帥の暗殺に関わるなどの悪人であったのだ。ジルの父は祖父と関わることを禁じていたが、その父が亡くなってしまい祖父の元で育つ事になる。

放任主義だった祖父の元で、ジルは悪い影響を受けたと思われる。実際に悪行も重ねていたようで、好きな人ができたら祖父のアイデアもあって、誘拐して無理矢理結婚したこともあった。

祖父のコネで軍人となったジルは、救国の英雄と讃えられるような偉大な軍人となった。しかし、ジャンヌの死によって悪魔を崇拝する黒魔術に没頭してしまい、少年を拉致して陵辱と虐殺に性的興奮を覚える歪んだ人間となっていく。聖職者と領土問題を起こして監禁するなどの横暴に出たことで、殺人が明るみになってしまい処刑された。

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マクシミリアン一世ーーーー最後の騎士王

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(1459〜1519)

神聖ローマ帝国の皇帝で、政略結婚を積極的に行いハプスブルク家の領土の拡大と、礎を築いた。また「中世最後の騎士」と謳われた。

子供や孫を積極的に政略結婚させたが、本人も政略結婚をしている。嫁のマリーはフランス語しか話せなかったが、マクシミリアンは短時間でフランス語を習得して親密になるなど、かなり仲が良かったようだ。最もマクシミリアンは言語能力に優れていて、10の言語を扱えたとされている。

ハプスブルク家ではマクシミリアンのように多国の言語を扱える者が多かったことも、政略結婚が上手くいった理由かもしれない。体躯が良く芸術を愛していたことから、「最後の騎士」と評価された。彼の時代に戦争の主役は「騎士」から「傭兵」に移行する事になる。

ゲオルク・フォン・フルンツベルクーーーードイツの傭兵隊長

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(1473〜1528)

神聖ローマ帝国カール五世に仕えた軍人で、ドイツ傭兵団を結成した。小貴族の子供に生まれたが、長男ではなかったので相続する遺産がなかった。

財産を自身の力で稼ぐ必要があったので、軍人となる道を選んだ。戦争で活躍したゲオルクはマクシミリアン1世から、騎士に叙任された。仲間思いの一面が強く、不用意な進軍を嫌い、部下の無駄な死を避けた。ドイツ傭兵団を結成して、フランス王を捕虜にする活躍をする。

しかし、カール五世がドイツ傭兵団に対する報酬を渋ったことで、傭兵団はローマで略奪を行なってしまった。ゲオルクは止めようとしたが、傭兵団は全く聞く耳を持たなかった。ゲオルクは脳卒中で亡くなる事になる。

鉄腕のゲッツーーーー盗賊騎士

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(1480〜1562)

ゲーテが書いた「鉄の手のゲッツ・フォン・ベルリヒンゲン」の主人公として有名なドイツの騎士。物語では英雄として語られるが、史実のゲッツはかなりの悪党であった。ゲッツの時代では騎士は衰退し、権限を悪用する騎士が多かった。ゲッツもまたその一人で、フェーデ(決闘)を申し込んで強盗や恐喝を繰り返して財産を築いていた。

若い頃に戦場で片腕を失ったゲッツは、鉄製の腕を取り付けるようになる。この腕は剣を握ることができ実用性の高い物だったようだ。フェーデを繰り返して悪行を続けたゲッツの姿は、農民からしたら権力に立ち向かう英雄に見えたようで、農民一揆のリーダーを頼まれた。最初は断ったようだが、渋々承諾したそうだ。一揆は直ぐに鎮圧されてゲッツは、10年間の軟禁生活を余儀なくされた。

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フランシス・ドレークーーーー女王の海賊騎士

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(1543〜1596)

エリザベス女王からナイト(騎士)に称号を得た海賊。イングランド人として初めて世界一周をしたことでも有名である。若き日から奴隷船の船員として船に出ていた。ある日スペイン艦隊に奇襲を受けて、船団は壊滅状態になり、ドレークはスペインに対する復讐心を持ったとされる。

エリザベス女王の許可を得た政府公認の海賊『私掠船』となり主にスペインを相手に略奪行為を繰り返した。残虐な行為からスペインからはドラゴンを意味する「ドラコ」と呼ばれるようになる。

私掠船の行いはイングランドとスペインの間にも問題視されていたこともあり、アルマダ海戦が勃発した。ドレークは副司令官としてイングランド艦隊を率いた。海賊らしい戦法でスペイン艦隊を壊滅させたと言う。

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シュヴァリエ・デオンーーーー女装騎士

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(1728〜1810)

フランスの外交官であり、スパイであり、騎士だった。人生の前半を男性、後半を女性として過ごした。本人曰く女性らしい。

貴族の子供として生まれたデオンは七年戦争の活躍からナイトの称号を得た後に、フランス王直属のスパイ機関に加入することになった。内容は女装してのスパイ活動だった。元々美しい容姿だったので男性からナンパされたこともあるとか。

最初のスパイ活動は上手く行ったが、次の潜入場所でバレてしまう。しかも借金を背負っていたこともあり、帰国することを拒絶されてしまった。

そんななかで「デオンは女性なのでは?」と噂が広まったことでフランス王は女性であることを認めるなら、帰国を許可すると言い出した。デオンはこれを承諾して、残りの生涯を女装して過ごすことになった。

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フィクションの騎士

ここからはフィクションの騎士をご紹介していこうと思います。過去記事ですけどね。

アーサー王と円卓の騎士

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シャルルマーニュ十二勇士

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