2022-01-01から1年間の記事一覧
デケバルスはダキア族の王で、五賢帝時代のローマと幾度も戦い祖国の威厳のために奮闘した英雄です。ダキアは現代で言うルーマニアに位置する場所で、ルーマニアで国民的英雄として映画などになることもしばしばあるようです。 生涯 即位まで トラヤヌスとの…
1519年にフェルディナンド ・マゼランはスペイン艦隊を引き連れて、航海の旅に出た。しかし、1521年に、志し半ばでマゼランは戦死することになります。異国の脅威に逆らい勇気を持って強敵に立ち向かったのは、フィリピンの王であるラプラプでした。…
本名アントニオ・ロペス・デ・サンタ・アナ・ペレス・デ・レブロンは、メキシコの軍人であり政治家であった。「サンタ・アナ」「ロペス・デ・サンタ・アナ」と呼ばれる。軍人として大変に優秀であったサンタ・アナは、ナポレオンコレクターとしての一面があ…
デイビー・クロケットと呼ばれる兵器がある。冷戦時代にアメリカが開発した兵器で、モジュール化された核兵器の一つであった。構造上の都合で命中率は悪かったが、射程距離や威力は十分なものであったとされる。今回は兵器の名前にもなったデイビー・クロケ…
その圧倒的な体躯から、ビッグビーア、とかジャイアントビーアと呼ばれたそうです。 雄牛のように逞しく、肩幅は広い。長い口髭を生やした黒髪の男で、ユーモア溢れる温厚な男だった。そんな彼が大切な仲間、家、嫁を奪われたことで復讐の鬼となりました。今…
オワイン・グリンドゥールは1400年から1415年に起こった蜂起であるグリンドゥールの反乱の指導者であり、ウェールズを代表してイングンランド王国と戦った。この戦争はウェールズにとって最後の独立戦争であったが、ウェールズは敗北する。反乱軍は…
百年戦争で活躍したジャンヌ・ダルクは農家の娘でありながらも、祖国フランスのために立ち上がり、戦いました。聖女の誕生にフランス国民は湧いて、ジャンヌは人気者となった。しかし、ジャンヌは敵軍に捕らえられて、火刑されてしまう。その死に多くの人が…
世界の最強、最悪の女海賊を10人紹介していこうと思もいます。最近書いてた記事のまとめです。 アルビダ メアリ・リード アン・ボニー フレイディス グレイス・オマリー ジャンヌ・ド・ベルヴィル ルシラ 鶴姫 鄭一艘 サディ・ザ・ゴート アルビダ アルビ…
メアリ・リードとアン・ボニーは18世紀のカリブ海を代表する伝説の女海賊です。二人はジョン・ラカムの元で海を荒らしに荒らし周りました。大人気漫画「ワンピース」にでも登場するので、かなり知名度は高いのではないでしょうか。 今回もサクサクと紹介し…
この頃なぜか女海賊についてばかり書いているので、どうせなら日本の女海賊についても触れて置こうと思います。しかも聖女「ジャンヌ・ダルク」に肖った異名を持つ人物です。 彼女の名前は鶴姫です。日本の海賊である村上水軍の娘で内輪もめの果てに戦死した…
19世紀のニューヨークで強盗に遭う事なんてよくある事でした。その中でもゴート(山羊)と異名を取る女性がいた。通行人にの腹部に頭突きをして怯ませると、仲間が石を側頭部に当てて、気絶させる。その間に身に付けていた物から貴重品が盗まれていたと言…
ポルトガルにはシャベルを片手に国民的な英雄になった女性がいます。 彼女の名前はブリテス・デ・アルメイダ。1385年に起こったアルジュバロタの戦いで、彼女は敵兵をシャベルで倒して釜で焼いた。ポルトガルの王位を狙ったカスティーリャの野望を打ち砕…
鄭一嫂(ていいっそう。チェン・ツーイ)を紹介していこうと思います。鄭一嫂は娼婦であったが、紆余曲折の末に大船団の頭領になります。その規模は最盛期には1700隻、8万人を率いたと言われています。にわかに信じ難い大所帯ですが、彼女は鉄の掟によ…
今回もヴァイキングについて書いていこうと思います。ノルウェーの女ヴァイキングであるルシアは、無差別に破壊行為を行い戦闘を好んだことから血に飢えた女『赤い乙女』と評されました。特にデンマークとは因縁があったようで、デンマーク王の配下となって…
百年戦争で最も有名な人物と言えばジャンヌ・ダルクだと思います。ジャンヌ・ダルク は片田舎の農夫の娘でしたが、神の声を聞いて百年戦争を終わらせる旅に出ます。それでフランスの形勢を逆転する奇跡を残した後に、捕虜となり処刑される悲劇の英雄となりま…
グレイス・オマリーは族長の娘として生まれたが、組織を大きくしていき海賊行為を盛んに行うようになった。3番目の子供は海の上で産んだようで、その日は自室に引きこもっていたが、船員に助けを求められると、無能の部下を非難しながらも、戦闘の指揮を取っ…
海を荒らし回ったヴァイキングにも女性がいました。。。今回はそんな人物の紹介です。フレイディスは新大陸への航海に参加して、勇敢に戦った戦士です。新大陸を見つけた赤毛のエイリークの娘であり、漫画「ヴィンランドサガ 」の主人公であるトルフィンな…
1932年にアメリカの推理小説かエラリークイーンによって発表された長編小説「Xの悲劇」を紹介していこうと思います。エラリークイーンはフレデリック・ダネイとマンフレッド・リーの二人組からなる作家で、新しいシリーズを書く上で新しい主人公と、ペ…
フランスの英雄ナポレオンは一度の敗北によって皇帝の座を退位されて、地中海のエルバ島に追放された。しかし、再びフランスが混乱すると、ナポレオンは軍を再編成して、侵攻を開始した。かつての大英雄の侵攻に、イギリスのウェリントン公爵は立ち向かう。…
神隠しとは、人が忽然に消える現象を指すようです。縄文時代頃には神が実在すると考えられていたようで、現実を生きる人間が神が住む神域に消えないように配慮していたらしい。(結果を張ったりしていた) 現代で神隠しが起こった場合だと、何が考えられるだ…
1529年にオスマン帝国の英雄であり大帝スレイマンは、オーストリアのウィーンを包囲した。何とか守りきった守備隊ではあったが、1世紀を過ぎた頃に再びオスマン帝国による侵攻を受けることになる。条約を破り進軍を開始したのは神聖ローマ帝国だ。攻撃…
シリーズ累計は1400万部を超えてるガリレオシリーズですが、僕は最近になって初めて読みました。なんなら東野圭吾を初めて読みました。ガリレオシリーズは1998年5月に第一巻には「探偵ガリレオ」が発売されたようで、2007年にはドラマ化もされ…
今回はお金の話です。現代の日本人の平均年収はざっくり400万円くらいだそうですが、果たして歴史に名を残した偉人はお給料をどれくらいもらっていたのか。当時の金額を現代での価値で換算しているので、もはや意味のわからない資産を誇った偉人もいます…
この何十年でインド神話が元ネタになっている漫画が増えてるような気がする。ナルトくらいしか思い出せませんが、漫画が好きな人なら何かしらの閃きがあると思います。これはインドは世界的に注目浴びているのかも知れない。事実、世界人口はこれからインド…
イングランドを代表する女性の偉人と言えばエリザベス1世を思い浮かぶ人も多いと思います。おそらく学校で必ず触れる人物だと思う。エリザベス1世の時代にイギリスは、黄金時代を迎えて、世界の実権を握り始めるからです。エリザベス1世がすごいのは知っ…
三国志の英雄である関羽は、死後に『神』となりました。神様です。信仰されて大切に祀られる神様のことですよ。あの三国志の英雄なら、当然の評価かもしれません。しかしどういう訳か、関羽は、商業系の神様だそうです。三国志の英雄なら戦争の神様の方が、…
百年戦争は、イングランドとフランスが王位を巡って争ったのだが、国境や国民意識が低い時代なので、国が戦ったのではなく、一族と一族が争ったのが、正しい認識らしい。この戦争が終わる頃には、フランスとイングランドの国境が現代に至るまでの原型となり…
ポテトチップスの誕生秘話 ポテトチップス世界に広まる ポテトチップス日本にやってくる。 カルビーの登場 個人的に最高のポテトチップス ポテトチップスの誕生秘話 「作り直しだ」 ジョージ・クラムは困惑していた。フライドポテトが厚すぎるとクレームを言…
世界の偉人の名言、迷言をまとめました。歴史を動かした偉人は、その言葉にも重みがあり、説得力もあると思います。何かしらの役に立てたら嬉しく思います。 「目には目を、歯には歯を」ハンムラビ 「わたしは知識を愛する者である」ピタゴラス 「私は自分が…
今回も現代科学でも再現難易度が高いとされる古代の遺物を紹介していこうと思います。時代のニーズに合わせた新しい技術が生まれるなかで、失われていく技術も数多くあります。理由は材料の調達が困難になったとか、製法が継承されなかったなどがあげられる…