歴史の勉強なんて退屈やん。みたいな人の為に僕が何作かピックアップしてご紹介しようと思います。映画としての完成度や、人気が高いものを厳選したのでそれなりに楽しみと思います。世界の偉人ではなく事件に焦点を当てた映画もありますが、ご参考にしてください。それではよろしくお願いします。
- トロイ
- 300(スリーハンドレッド)
- アレキサンダー
- ジャンヌ・ダルク
- レッドクリフ
- ふたりの女王 メアリーとエリザベス
- イミテーションゲーム エニグマ
- タイタニック
- 英国王のスピーチ
- グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札
トロイ
あらすじ
トロイとスパルタの間に和平が結ばれた日、トロイ王子パリスはスパルタの王妃ヘレンと禁じられた恋に落ち、駆け落ち同然にトロイへと彼女を連れ帰ってしまう。パリスの兄ヘクトルは激怒するが弟可愛さに彼を守ることを決意し、トロイ王にして彼らの父であるプリアモスもヘレンを受け入れる。
ヘレンの夫であるスパルタ王メネラオスはこれに激怒し、ギリシアの諸王国の盟主にしてメネラオスの兄であるミュケナイ王アガメムノンを頼る。アガメムノンはこれを口実にトロイを征服しようと、ギリシア連合軍によるトロイ侵攻を決定する。
引用ウィキペディア
神話のトロイア戦争を題材にした戦争もの。ただ神話を完全再現した訳ではなく、主人公であるアキレウスは神の庇護を受けていないので、一般人よりも少し強いくらいで描かれている。それでも強いんだけど。トロイアの英雄アキレウスを演じるのは人気俳優のブラッド・ピットで、戦争の原因を作るパリスにはパイレーツ・オブ・カリビアンにも出演しているオーランド・ブルーム。見どころはアキレウスとヘクトールの一騎打ちと、戦争を終結させる決定打「トロイの木馬」による最終局面です。物語全体を通して描かれるアキレウスの葛藤と戦闘シーンは必見の映画だと思います。
300(スリーハンドレッド)
あらすじ
紀元前480年、スパルタ王レオニダスの元にペルシア帝国からの使者が訪れ、スパルタに服従を要求した。レオニダスはこれを拒否し、使者を殺害した。
レオニダスはスパルタ全軍での迎撃を考えていたが、デルポイの神託によって非戦と決定されてしまった。王と言えども神託には従う義務があり、スパルタ評議会も非戦の方針を支持した。
このままではスパルタは戦わずしてペルシア帝国の支配下に入ってしまう。レオニダスは「散歩」と称して300名の親衛隊を率い、ペルシア王クセルクセス率いる100万のペルシア軍の迎撃に向かった。兵力差は圧倒的であったが、スパルタ軍は峻険な山と海に挟まれた狭い街道に布陣して、ペルシア軍が大軍の利を生かし切れないようにした。
引用ウィキペディア
男ならアーティスティクとも言える筋肉美に憧れるのではないでしょうか。占いによって国を滅亡知ったレオニダスは300人の精鋭を引き連れて100万の兵力を誇る巨大国家ペルシアに戦いを挑むことになる。地形を有利に使って戦うのですが、冷静に考えればさすがに無理があるような。それでも「男」の戦いに胸熱になること間違いなし。続編もあります。
アレキサンダー
世界を征服した古代の覇者アレキサンダー大王を描いた映画です。アレキサンダー大王の生涯を200億の制作費を費やして作られた映画なのでかなり力が入っています。アレキサンダーがバイセクシャルだった説に少し触れていたりとかなり挑発的な内容です。また、アレキサンダーの母であるオリンピアスにアンジェリーナ・ジョリーを起用しています。
ジャンヌ・ダルク
あらすじ
百年戦争下のフランス。人並み外れて信仰心豊かな少女、ジャンヌ・ダルクは、ある日自らの村をイングランド軍に焼き討ちにされ、目の前で姉を虐殺されるという悲劇に見舞われる。心に傷を負い、教会の神父にやり場のない感情をぶつけるジャンヌ。彼女のあまりの悲しみを目の当たりにした神父は彼女に「いつか神が、お前を必要とする日が来る」と言う。そして数年後、フランス王家の元に、ジャンヌからの手紙が届く
引用ウィキペディア
名作「レオン」の監督であるリュック・ベッソンが監督を勤めて、ミラ・ジョヴォヴィッチがジャンヌ・ダルクを演じています。これだけでも映画好きは注目すると思う。元々、ジャンヌ・ダルクはナポレオンよって評価されるまで英雄としての知名度は殆どなかった偉人である。おそらく当時は頭のおかしな人物くらいの扱いだったのではないでしょうか。今作はこれを現実的に描いているのでジャンヌ・ダルクを「狂人」として描いています。
レッドクリフ
三国志の「赤壁の戦い」を描いた映画で、前編後編を合わせるととても長い作品になっています。三国志演義を原作にした作品なので、「魏」を敵にみたいに描いて、「蜀」と「呉」を中心にした感じです。主人公各である諸葛亮には、日本の俳優である金城武が演じていたと注目するところも多い。
ふたりの女王 メアリーとエリザベス
あらすじ
1561年、夫であるフランス王フランソワ2世が崩御したため、メアリー・スチュアートは故国スコットランドに帰国して親政を開始した。メアリー女王を支えるのは、異母兄(庶子)で摂政マリ伯ジェームズや忠義深いボスウェル伯らだった。高貴な血筋に加え、若く美しく、健康で出産可能なメアリーの縁談は引く手数多だったが、当時のスコットランドはすでにイングランド女王エリザベス1世の影響下にあり、メアリーは再婚すらも意のままにならない状態であった。メアリーは、フランスから伴った侍女たちと同様、未だ男を知らぬ処女であり、一人の女性としても再婚を強く望んでいた。
引用ウィキペディア
スコットランドの女王メアリーとイングランドの女王エリザベスは時代に翻弄されて、対立するような構造のような作品になります。二人は対比するように描かれていますが、主人公はメアリーでしょう。エリザベスは女を捨て「王」として生きることを近い「処女王」と呼ばれる。対してメアリー処刑されることになります。この時点ではメアリーは敗北しています。しかしエリザベス亡き後にイングランドを継ぐのは、メアリーの子どもである。真の勝者は果たしてどちらのなのか。
イミテーションゲーム エニグマ
あらすじ
イギリスがドイツに宣戦布告した1939年、チューリングはブレッチリー・パークを訪れ、海軍中佐アラステア・デニストン(チャールズ・ダンス)の指揮の下、ヒュー・アレグザンダー(マシュー・グッド)、ジョン・ケアンクロス(アレン・リーチ)、ピーター・ヒルトン(マシュー・ビアード)、キース・ファーマン、チャールズ・リチャーズとともに、ナチスの暗号機エニグマの解読に挑むチームを結成する。
引用ウィキペディア
第二次世界大戦でヒトラーの脅威から世界を守った英雄の物語。アラン・チューリングは同性愛の罪に問われて、服役するか薬物による治療を選択させられる。アランは薬物による治療を選んで、性的な欲求を失い、能力を衰えから自殺を選んだ。彼が生前にやり遂げた功績が世に出ることになるのは、死後のことである。多少わかりにく箇所もありますが、アランの功績がなかったことにされたのかがわかる映画です。
タイタニック
あらすじ
1912年4月10日、イギリスのサウサンプトン港から当時史上最大の豪華客船タイタニックはニューヨークへと向けた処女航海へと出発した。上流階級の令嬢だったローズ・デウィット・ブケイターは、その婚約者のキャルドン・ホックリーと未亡人となった母と共にタイタニックへと乗船するが、半ば強制された婚約に気分は晴れないでいた。ブケイター家は破産寸前で母親がホックリー家の財産を目当てにした結婚を強制したのである。一方、貧しい青年、ジャック・ドーソンは、出港直前にポーカーで船のチケットを手に入れ、友人のイタリア青年ファブリッツィオと共にタイタニックに乗船する。
引用ウィキペディア
当時の最先端技術を集合させた最高の船「タイタニック号沈没事件」を描いたパニック恋愛映画。身分の違い、と言う障害がありながら惹かれ合う二人の主人公はおそらく創作です。ですが沈没する船内で抱き合う老夫婦や、パニックのなかで演奏を続ける演奏家とか、本当の話だったりします。また船が沈没する原因とされる事柄も伏線みたいに描かれています。映画としてのクオリティが高いので普通におすすめです。とは言え歴史的な事件ではありますが、偉人の紹介にはなってない。
英国王のスピーチ
あらすじ
1925年、大英帝国博覧会閉会式で、ヨーク公アルバート王子はエリザベス妃に見守られ、父王ジョージ5世の代理として演説を行った。しかし、吃音症のために悲惨な結果に終わり、聴衆も落胆する。
引用ウィキペディア
エリザベス女王の父であり、吃音で悩んでいたジョージ6世の話。「世界大戦」と言う重要な時代の王だったこともあり、吃音症では国民を落胆させてしまった。それで言語治療のスペシャリストとを雇って、吃音の改善をしていくことになる。歴史の勉強をしながらも、映画としても楽しめる作品にもなっています。
グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札
あらすじ
人気の絶頂でハリウッド・スターの座を捨て、モナコ公妃となったグレース・ケリーはモナコ宮殿のしきたりに馴染めず、公務に勤しむ夫レーニエ3世とのすれ違いも重なり孤独を感じていた。結婚から5年が過ぎた1961年12月、グレースのもとに、ハリウッド時代の知己だったヒッチコックが、新作映画『マーニー』の脚本を携え会いに来る。ヒッチコックは、宮殿で孤立するグレースに「『マーニー』の主演を引き受けて欲しい」と依頼する。5年振りの女優復帰に喜ぶグレースだったが、モナコ公妃としての立場を考え回答を保留する。
引用ウィキペディア
女優からモナコの王妃となったグレース・ケリーの半生を描いた作品です。物語の前半はグレース・ケリーが王妃としての生活に馴染めずに苦悩していくが、後半になると気持ちを切り替えて王妃としての教育を自身の意思で行い心身共に成長していく。グレース・ケリーを演じたニコール・キッドマンの演技力の高いので見入ってしまう作品です。
最後に
今回ご紹介した作品の殆どがアマゾンプライム(月々500円)で見放題だったりするのでコストを削減できます。