「Fate/Grand Order」「Fate/Apocrypha」「Fate/Zero」今回は言わずとしれたfateシリーズの原点である「Fate/stay night」に登場するサーヴァントの元ネタをまとめました。神話、歴史上での元ネタになっている英雄を知っているとよりfateを楽しめると思います。最後までお付き合いしてもられると嬉しいです。
ネタバレを含むのでご注意ください!!!!
Fateとは?
元々fateはtypemoonで製作された成人向けゲームだったりする。原作者である奈須きのこは「魔界転生」の影響を受けて、fateのアイディアを構築していったらしい。人気を博したfateは対象年齢をグッと下げた移植版登場していき露出を増やしていった。アニメ化はもちろん漫画化もされて人気は絶大になり、スマホゲームである「Fate/Grand Order」を筆頭に「Fate/Zero」「Fate/Apocrypha」「Fate/strange Fake」と今でも関連した作品が増え続けている。
サーヴァント
セイバー
主人公である衛宮士郎のサーヴァントで、fateルート(セイバールート)のヒロイン。容姿端麗で華奢な少女。凛とした表情を滅多に崩さない落ち着いた性格が特徴的で、時おり女子らしい一面もみせる。「腹ペコ王」と称されるほどの食欲旺盛で、本人は魔力の不足を補うためと言い張る。
真名
ブリテンの王、アーサー王。fateではアーサー王は女性だったと言う設定で、真名も「アルトリア・ペンドラゴン」と女性らしい名前になっている。伝説的な王らしく実力もかなり高い。これまで二回も聖杯戦争に参加しているが、どちらでも終盤まで残っている。選定の剣を引き抜いたときから、完璧な王であることに大きな責任を感じてきた。しかし、あまりに完璧を追い求め過ぎてしまい、信頼関係が知らず知らずに崩れていた。そのために円卓の騎士であるランスロットの裏切りから瞬く間にブリテンは崩壊した。聖杯に託す思いは「選定のやり直し」
Heaven's Feelではオルタバージョン(闇堕ち)も登場します。
元ネタ
アーサー王伝説に登場する伝説的な王。岩に突き刺さった選定の剣も引き抜いたことで、自らの出生を知り、王としての人生を歩む。各地の反乱で勝利を納めてヨーロッパの統一を果たしたが、有能な部下の裏切りが続き、その戦闘の傷が原因で亡くなった。
こちらでも元ネタは紹介しています↓↓↓↓
アーチャー
遠坂凛と契約したサーヴァント。現実主義者で計算高いが、根底はお人好し。弓兵のサーヴァントだが、二刀流による白兵戦も好む。宝具を持たない代わりに、固有結界「無限の剣製(アンリミテッド・ブレイドワークス)」によって、あらゆる武器を再現して扱うことができる。宝具の再現も可能であるがオリジナルには及ばない。アーチャの最大の強みは、卓越した戦術眼と、固有結界による戦闘手段の豊富さにある。
真名
「エミヤ」未来の英霊。とある未来において、才能を持たないながらも理想を叶えるために、ひたむきに努力を続けた衛宮士郎の成れの果て。皮膚や髪の変色は固有結界の反動である。理想を追い求め英霊にまでなったが、人類を滅亡から救うためとは言え殲滅を繰り返していくうちに、己の信念がねじ曲がり、大いに失望した。Unlimited Blade Worksルートでは生前である衛宮士郎を殺すことで、自分自身を消滅させることを願う。
ランサー
青いタイトなスーツが印象的な槍兵のサーヴァント。マスターの事情で単独行動が多い。戦闘に関しては冷徹であるが、普段は実直で信念と忠義を重んじる英霊らしい英霊。兄貴分要素が強く面倒見はいいほうなので、人気の高いキャラクターでもある。
真名
「クーフーリン」ケルト神話を代表する英雄。宝具「ゲイボルグ」はあまりにも有名なので、使うことを拒む傾向にある。勝つことよりも生き残ることに特化したサーヴァントで、セイバーとアーチャー二人がかりでも長時間持ちこたえる自信がある模様。ギルガメッシュを相手にしたときは、半日も持ちこたえている。またルーンと呼ばれる魔法も使えるので、ランサーだけではなく、キャスター、バーサーカーとしての素質もある。
元ネタ
ケルト神話に登場する半神半人の英雄。普段は美しい姿をしていたが、いざ戦闘になると化け物のような姿になる。鍛練して身に付いた武術以外にも。魔法的なものも使える。さらに最強クラスの武器「ゲイボルグ」も所持している。
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バーサーカー
イリヤと契約した二メートルを越す巨漢の狂戦士。最強と称されるサーヴァントで、肉弾戦では敵なしとされる。バーサーカークラスの特徴は狂化である。戦闘能力が大幅に向上される代償で、理性がなくなるとされるが、イリヤを守るなど理性が完全にないわけではない。そもそも元になった英霊が強いので、狂化による能力向上は神話級の強さを再現している。
真名
「ヘラクレス」ギリシア神話の大英雄で十二功業を成し遂げた人物。宝具は常時発動型の「十二の試練(ゴッド・ハンド)」十一回まで自動蘇生する。しかも同じ方法では殺害できない等の能力もあって、完全に消滅させるのは困難である。本来ヘラクレスはキャスター以外のクラスになれる素質があり、とりわけアーチャーとの相性がいい。
元ネタ
自らが犯した罪の償いのために「十二の功業」を成し遂げたギリシャ神話でも最強クラスの英雄。剛力無双なエピソードが多いですが、頭がキレるエピソードもある。父であるゼウスの正妻「ヘラ」に異常なほど嫌われていた。
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ライダー
長身で妖艶な美貌を持つ女性の騎兵サーヴァント。本来のマスターは桜だが、慎二が代理を勤めている。境遇が似ている桜にはマスターが変わっても気遣うことがある。Heaven's Feelでは桜を助けるために、衛宮士郎と協力する。
真名
「メドューサ」ギリシア神話に登場するゴルゴン三姉妹の末っ子。特徴的である目隠しには、最高クラスの石化の魔眼「キュべレイ」を持つ。また結界を張る「他者封印・鮮血神殿(ブラッドフォード・アンドロメダ)」騎乗できるものを強化する「騎英の手綱(ベルレフォーン)」と三つの宝具を扱う。
元ネタ
ギリシア神話に登場する怪物です。宝石のように輝く目を持ち、その瞳は見たものを石に変える魔眼を持っている。また、眼があった者を硬直させて身動きをできなくする力もあったそうです。元々は美しい乙女で、髪が美しいことを自慢してアテナと競ったことや、ポセイドンの愛人で、あろうことかアテナの神殿で関係を持ったことをアテナの逆鱗に触れて、怪物にされました。抗議をした姉妹も同じように怪物にされたとされます。
キャスター
魔術師の女性サーヴァント。魔法を習得しているわけではないが、魔法に近い魔術を扱える。冷徹で、目的のためなら手段を選ばない魔術師らしい人物。本来のマスターとの関係が悪くなって殺害してしまい、偶然にも葛木に出会う。葛木をマスターにすると、街中から生命力を吸い上げて己を強化したり、ルール違反でアサシンを召喚していた。
真名
「メディア」ギリシア神話に登場するコルキスの王女。容姿にも優れた才媛の人物で、愛した人に裏切られた「裏切りの魔女」宝具はあらゆる魔法を初期化する「破戒すべき全ての府(ルールブレイカー)」令呪による契約すら無効化する反則級の宝具。
元ネタ
ギリシア神話に登場するコルキスの王女。才媛の少女でありながら、神と競える美貌を持っていた。とある英雄に恋したことで、その運命は狂いだした。
アサシン
キャスターによって召喚されたサーヴァント。佐々木小次郎を名乗るが本人ではない。作中では佐々木小次郎は架空の人物で、佐々木小次郎にもっとも近い剣士が召喚された。宝具は持たないが、セイバーと対等に戦える剣術の技量が宝具。剣術のみでサーヴァントにまでなった模様。
佐々木小次郎についてはこちらで紹介しています↓↓↓↓↓
第八のサーヴァント
金髪の外国人。存在するはずがない八人目のサーヴァント。前回の聖杯戦争での「アーチャー」で、セイバーに求婚を迫る。王を自称していて、この世の全ては自分の所有物であると言い張る傲慢なサーヴァント。
真名
「ギルガメッシュ」古代メソポタミアの人類最古の英雄ゆえに英雄王。前回の聖杯戦争で受肉をして、現界を続ける肉体を得た。宝具「王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)」は宝物庫から自在に宝具を取り出すもので、すべての宝具の原型を持つギルガメッシュはあらゆるサーヴァントの弱点を攻めることができる。慢心さえなければ最強のサーヴァントである。
元ネタ
古代メソポタミアの半神半人の王。当初は己の力の強さから暴君であったが、親友との出会いから改心。最後は不老不死を求めて旅に出た。
真アサシン
Heaven's Feelルートでのみ登場する真のアサシン。アサシン(佐々木小次郎)の腹を食い破るような形で召喚される。召喚当初は知性が低い言動が見られたが、ランサーの心臓を食らうことで知性と能力の大幅な向上を可能にした。とは言え他のサーヴァントと真っ向から戦えるほどではない。
真名
「ハサン・サッバーハ」アサシンという言葉の語源になった人物。ハサン・サッバーハは特定の個人を指すものではなく、その名を継いだ歴代のハサン・サッバーハ全てを指す。聖杯戦争のたびに、名を継いだ一人が選ばれる。第五次聖杯戦争では「呪腕のハサン」が召喚された。
元ネタを簡単に解説↓↓↓↓↓
おわり
最後までありがとうございました
劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」?.presage flower
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