引用は全てアマゾンです。
- エターナルサンシャイン
- アバウトタイム〜愛おしい時間〜
- パーフェクト・センス
- 天使のくれた時間
- アップサイドダウン 重力の恋人
- きみがぼくを見つけた日
- きみに読む物語
- ベンジャミン・バトン 数奇な人生
エターナルサンシャイン
バレンタインデー目前のある日。ジョエル(ジム・キャリー)は、不思議な手紙を受けとる。"クレメンタインはジョエルの記憶を全て消し去りました。今後、彼女の過去について絶対触れないようにお願いします。-ラクーナ社-”
クレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)とは、ジョエルが最近喧嘩別れしてしまった恋人。仲直りしようと思っていた矢先に、彼女は自分の記憶を消去してしまった。ショックを受け、自らもクレメンタインとの波乱に満ちた日々を忘れようと、記憶除去のをすることを決意。その手術法は、一晩寝ているあいだに、脳の中の特定の記憶だけを消去できるという便利なもの。現在から過去へと記憶を消していくあいだ、無意識のジョエルは、クレメンタインと過ごした日々を逆回転で体験する。最初に甦るのは、カップルの末期症状の姿。喧嘩が絶えず、不満や猜疑心に満ちている。しかし、記憶をさかのぼるに従って、ジョエルの胸は痛み始め、手術を止めたいと思うようになる。そこには、忘れたくない素敵な日々があったのだ。思い出しては消されていく楽しかった日々の記憶…。彼を待ちうけているすてきな運命とは---。
誰にもでも消したい過去があると思います。それが大切な人との別れなら尚更です。 だけど、その記憶がの全てが忘れたい過去ではないはず。そんなことを考えさせてくれる映画です。
アバウトタイム〜愛おしい時間〜
人生の宝物は生きてきた日々そのもの!
なにげない一日が、かけがえのない時間だったと気づくー。
イギリス南西部コーンウォールに住む青年ティムは、両親と妹、そして伯父の5人家族。どんな天気でも、海辺でピクニックを、週末は野外映画上映を楽しむ、風変りだけど仲良し家族。しかし、自分に自信のないティムは年頃になっても彼女ができずにいた。
そして迎えた21歳の誕生日、一家に生まれた男たちは代々タイムトラベル能力があることを父から知らされる。そんな能力に驚きつつも恋人ゲットのためにタイムトラベルを繰り返すようになる。
やがてティムは弁護士を目指してロンドンへ移り住み、チャーミングな女の子メアリーと出会い、恋に落ちる。ところが、タイムトラベルが引き起こす不運によって、二人の出会いはなかったことに。ティムは巧妙なタイムトラベルを重ねた末、ようやくメアリーの愛を勝ち取ることに成功する。
その後もタイムトラベルを続けて人とは違う人生を送るティムだったが、やがて重大なことに気がついていく。どんな家族にも起こる不幸や波風は、特殊能力を使っても回避することは不可能なのだと。そして、人生最大の選択を迫られるのだった…。
タイムリープによって意識だけ自由に時間を行き来できるようになった主人公。時間を超えられも、不幸は回避することはできない。何気ない日常のなかに大事なものがたくさんある。
パーフェクト・センス
徐々に五感を奪い去る奇病が、世界を恐怖と闇に陥れた。
男と女は、運命に導かれるように出会い、愛を知った。
人類がかつて経験したことのないその異変は、何の前触れもなく世界中を揺るがした。“SOS"と名付けられた原因不明の感染症が爆発的に拡散し、あらゆる人々の嗅覚を奪い去ってしまったのだ。その勢いは衰えることなく、感染者たちの味覚や聴覚を失わせ、人類は存亡の危機に陥っていく…。シェフのマイケル(ユアン・マクレガー)と科学者スーザン(エヴァ・グリーン)は、そんな極限状況のさなかにめぐり合い、奇しくも謎の病に冒されたまさにその瞬間、恋に落ちた。ひとつ、またひとつと五感を喪失し、世界が終わりを迎えようとしたとき、ふたりはいったい何を求め、何を感じ取るのだろうか……。
五感を順番に失っていく奇病が世界的に流行した世界。絶望していくなかでも、失った五感を補うトレーニングをする人々。二人が互いを求めるような決して諦めない感じに勇気をもらえる。
天使のくれた時間
1987年。ウォール街での成功を夢見るジャック・キャンベルは、研修のために恋人のケイトに見送られ、ロンドンへ旅立とうとしていた。
「ロンドン行きは考え直して。今すぐふたりの人生を始めましょう。」と涙をみせるケイトに「たとえ100年離れていても僕らは変わらない」と答えるジャック。
13年後。ジャックは大手金融会社の社長の座につき、お金と地位、欲しいものは全て手に入れ、独身生活を謳歌していた。
クリスマスイヴの夜、スーパーに立ち寄った彼は、不思議な黒人青年のキャッシュと出会い、「これから起こることは、あんたが招いたことだ。」と言われる。
この言葉の意味がわからないまま、眠りにつくジャック。翌朝、目をさました彼の隣には、13年前に別れたケイトが眠っている。≪いったい何が起きたんだ?≫狐につままれた思いで表に飛び出したジャック。
消えた愛車フェラーリの代わりのワゴン車に乗り、マンハッタンのオフィスを目指す。しかし会社にジャックの名前はなかった・・・。
愛よりも成功を求めて、社会的な地位を手に入れた主人公ですが、かつての恋人と結婚した世界にやってくる。本当の成功とはなんなのか? 幸福の人生とはなんのか。大切な人達の何気ない日常こそが最高であると感じます。
アップサイドダウン 重力の恋人
“二重引力"が存在する世界。
真反対に引力が作用する双子の惑星は、貧困層の住む“下の世界"と、富裕層の住む“上の世界"に分かれ、両世界間の交流は法で厳しく禁じられていた。
下の世界に住む少年アダムは、上の世界の少女エデンに出会い、二人は恋に落ちる。
だが、二人が一緒にいるところを境界を監視する警備員に見つかってしまう。
急いで上の世界へ戻ろうとしたエデンは落下し、頭を強く打って意識を失う。
10年後。
偶然エデンの生存を知ったアダムは2つの世界を唯一繋ぐ「トランスワールド社」に入社する。
危険を承知で上の世界へ潜入し、エデンとの再会を試みるが・・・。
重力が真反対に働くそれぞれの世界に捕らわれたアダムとエデン。
果たして二人は、この運命に打ち勝つことができるのか―?
独立した重力を持った2つの世界の住人はサカサマの関係?それでいて貧富の差が激しい。要は、身分の違いの要素を絡んだ恋愛ものです、ハッピーエンドです。
きみがぼくを見つけた日
ヘンリーは時空を旅する男。しかし、いつ、どの時代のどこへ飛ぶのか自分で選べない。
ある日、旅した過去で少女クレアと出会う。
未来から来たヘンリーに恋をしたクレアは、「必ず同じ時空で会えるという」彼の言葉を胸に、そのときを待ち続けた。
そしてついに同じ時空で彼に再会、二人の不思議な愛がそこからはじまったのであった―。
時間を超えられるが場所を選べない。なので結婚から出会いから全てが本来の時間帯ではない。自分の死も早い段階で知ってしまう。だけど自身の死後世界、同じ力を持った大きなった娘と出会ったたりと、年齢以上に経験をしていくことになる。
なんだかバットエンドのようですげーハッピーになります。
きみに読む物語
とある療養施設にひとり暮らす初老の女性。
老いてこそいるがたたずまいも美しく過ごしている。しかし、彼女は情熱に溢れた若い時代の想い出をすべて失ってしまっている。
そんな彼女のもとへ定期的に通う初老の男。デュークと名乗るその男は、物語を少しずつ読み聞かせている。
語られるのは1940年代のアメリカ南部の小さな町の、きらめくような夏の物語―。
オチは言えませんが、いい話です。あとファンタジーではない(笑)
ベンジャミン・バトン 数奇な人生
「私は数奇な人生のもとに生まれた」
80歳で生まれ、年をとるごとに若返っていく男を描いた『ベンジャミン・バトン数奇な人生』は、この独白で幕を開ける。原作はF・スコット・フィッツジェラルドが1920年代に書いた短編小説。1918年のニューオーリンズに誕生し、大海原を渡り、真珠湾攻撃の戦火を潜り、再び故郷の地を踏むまで――ベンジャミンの歩む人生は実に奇妙だが、同時にまた誰しもが経験する出来事で彩られている。監督はデビッド・フィンチャー(『ゾディアック』、『ファイト・クラブ』)。時の流れの中ですれ違う運命の、魂で結ばれた恋人ベンジャミンとデイジーを演じるのは、ブラッド・ピットにケイト・ブランシェット。『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』とは、生きる喜び、死の悲しみ、そして永遠の愛を知るための、時を超えた壮大な冒険である。
歳のとりかたが真逆。時間を共有できない、一緒にいられる時間の少なさが切なく。真実の愛がわかる物語。