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【タイタニック号】タイタニック号沈没事件は怠慢が招いた悲劇

 

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今回はタイタニック。

 

タイタニックと言えばレオナルドディカプリオ主演の映画のイメージが強いと思います。僕も小学生くらいからテレビで何回も拝見しているのですが、子供の頃はパニック映画として見ていたのが、思春期あたりになってくると悲しい結末の恋愛映画として感想が変わる不思議な映画です。(不思議ではないか。そこそこ当然?)

 

そんな感じで、今回はタイタニック号沈没事件を簡単に紹介していきたいと思っています。

 

タイタニック号沈没事件の簡単な説明

 

1912年 4月10日 当時の最先端技術を集約させた世界最大級の豪華客船「タイタニック」が処女航海を迎えました。

 

全長 268メートル 

全高 53メートル

 

当時の最も高い高層ビルよりも大きな全長に人々は「絶対に沈まない船」と評しました。

 

しかし、4月14日 23時35分。氷山に激突して、その三時間後に沈没してします。

 

この事故で約1500人が犠牲となり、その中には50人の子供も含まれていたという、当時では史上最大級の海難でありました。

 

 

一般的なタイタニック号沈没の原因

 

「絶対に沈まない」と言う傲り


タイタニックは最先端技術を集結させた世界最高の船で、設計上でも沈まない船と言われた。全16区画で分かれていたタイタニックは、前方の4つの区画が浸水しても浮かぶはずでした。しかし、氷山にぶつかり5つの区画が浸水したためにタイタニックは沈んだとされます。

 

「氷山が存在する」と言う警告を無視して船は最高速度で進んでいた。

 

「氷山が存在する」と警告が「六回」もあったのに無視して最高速度で進んでいた。見張りが氷山に気づいたときには、回避は不可能で、斜めの位置から船体に衝突してしまった。

 

救命ボードの数が足らない


船を広く見せるために救命ボートを人数分用意していなかった。また、「絶対に沈まない」という傲慢から緊急時の対応訓練は一切されていなかったので、船員はパニック状態であり、最大60人乗りであるボートに20人足らずしか乗っていないボートもあったそうです。

 

船長の傲慢


タイタニックの船長であったエドワード・ジョン・スミスは、「スミス船長の船しか乗らない」と評価されるほどの経験豊富で能力の高い船長でした。スミス船長はタイタニックの処女航海で引退するはずでしたが、事故で亡くなります。



新たな真実?

実はタイタニック号は事故を起こしていなかったという説があるそうです。どいうことか?

 

1900年代は世界的な大不況で、タイタニックの所有社ホワイト・スター・ライン社もその影響を受けて、破産寸前にまで追い込まれていました。社長であるジョセフ・ブルース・イズメイは、タイタニックに巨額の保険金をかけて、事故に見せかけることで保険金を貰おうと仮作します。

 

その額は、1250万ドル。現在の価値で約230億円。これは当時の保険金としても異常な数字でした。

 

とは言え、タイタニック号の製造にも大金、労働、時間を費やしているので、保険金だけでどうこうなる話ではありません。

 

しかし、タイタニックには瓜二つの姉妹船が存在していました。船の名前は「オリンピック号」このオリンピック号はタイタニックよりも早く完成していましたが、早々に軍艦と衝突するという事故を起こしていました。

 

これによって、オリンピック号は完全にお荷物でした。さらに上記通りに、ホワイト・スター・ライン社の経営は火の車。そこでタイタニック号とオリンピック号をすり替えた。と言う説が浮上したそうです。

 

窓の数の違いや、船体に装飾されている文字の飾りの違いなどの証拠がいくつもあるそうで、それなりに説得力のある説だと思います。

まとめ

 

タイタニック号の沈没事件をきっかけに海上における人命の国際条約が確立して、その条約は今でも、海の安全を守っています。それだけタイタニック号の沈没事件は衝撃的でした。

 

船のすり替え説はどうでしょうか? 個人的には不可能な気がします。やっていたとしても保険金が目的ではなく、オリンピック号の修理にタイタニック号の完成が遅れていまい、皮肉の策としてすり替えた方がしっくりくるように感じます。

 

なぜなら、会社の威信をかけた一大プロジェクトであったタイタニック号の処女航海は失敗が許されなかったからです。

 

船に乗り込んでいた社長さんはどうしても成功させたかったようで、氷山を警戒して速度を落とすことによる、到着時間の遅れを恐れていました。結果、社長の指示で「氷山の警告を無視して全速力」で走るような危険な航海をするようになったようです。

 

その社長さんは船が衝突すると誰よりも先にボートに乗り込んで命は助かったようですが、世間のバッシングが凄まじく、社長をやめて二度と表舞台には出てることはありませんでした。なので真相は闇の中。大半はどっかの誰かの仮説です。

 

以上、人間の傲慢が招いた悲劇についてでした。最後までありがとうございます。