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【世界の悪女】歴史に記録された究極の悪女10選

 

数々の功績を残した偉人は歴史に名前を刻まれて、未来永劫語り継がれることになります。当ブログでは「英雄」と称されるような偉大な人物を多くご紹介していますが、今回は少し違った人達を紹介していこうと思っています。例えば悪い意味で記録に残った女性ーー悪女を紹介したい。時代によって、価値観は違うと思いますが、現代人からしたら、とても理解ができないような価値観を押し付けたり、ときには尋常ではない理不尽を振りかざし、自由と欲望全開の愛を求めた女性達をご紹介していこうと思います。

 

残虐行為が苦手な方はご注意ください。

 

ではよろしくお願いします

 

 

 

息子を皇帝にするためになんでもしたーーアグリッピナ

 

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(15〜59)

息子であるネロを皇帝にするために、実兄である皇帝カリグラに接触する。要は皇帝と結婚することで自身が后になれば自動的に息子が皇帝になると考えたのだ。実兄であるカリグラは妹のドルシッラと近親相姦を噂されていたようだが、失敗して追放される。カリグラが暗殺されたので、アグリッピナはローマに戻って、再び后の座を狙う。そのために叔父である皇帝クラウディウスに近づいた。クラウディウスには30歳も離れた若い后メッサリーナがいた。このメッサリーナは夜な夜な男を変えて寝ているような娼婦的な女で、しかも、夫を暗殺して愛人を皇帝にする計画を企てるようなアホだったので、失脚させるのは容易かった。アグリッピナは国を法律すら変えて、ついに皇帝の后になった。とは言えネロを皇帝にするには障害はまだある。メッサリーナの子供ブリタニウスだ。アグリッピナはメッサリーナが娼婦的な悪女だったことを理由に「ブリタニウスはクラウディウスの実子ではない」と言い出したのだ。さらにクラウディウスの娘とネロを結婚させて、息子の地位を絶対的なものにした。

 

ここまでくるとクラウディウスもアグリッピナの企みに気づき結婚を悔やんだ。それでアグリッピナはクラウディウスを毒殺して息子を皇帝にした。皇帝となったネロは母アグリッピナを邪魔に感じ、距離置くようになる。ネロは愛人の話を聞くようになり、アグリッピナを暗殺したのだ。この時代のローマは悪女だけではなく、暴君も多い印象ですね。

 

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夫の死後に不満を爆発させたーー呂后

 

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(???〜前180)

夫である劉邦は宿敵である項羽との激しい戦いを制して中華を統一した英雄である。劉邦は人柄を評価されて人材に恵まれた男であるが、若い頃はほぼニートで呂后と結婚をしても働かずに飲み歩いていたらしい。劉邦が王となったことで后となったが、それでも劉邦の女遊びには悩んだ。まあ、この頃にもう若いとは言えないし、愛人に后の座を奪われる可能性はなくわない。そんななか劉邦の愛人である戚夫人は自身の子供(劉邦との子供)を後継者にするように言い出したのだ。こんな裏切りを黙って見逃すように女ではない呂后は重臣に相談することでなんとか劉邦を説得することに成功する。しかし、呂后は戚夫人を許す気なんて全くなかったりする。

 

劉邦の死後にこれまでの我慢が爆発するかのように呂后はとんでもないことをやり始めた。とりあえず、戚夫人を監禁した。ただ監禁するのではなく坊主頭にして、手足に枷を付けさせて、一日中石臼をひかせた。その間に息子のライバルであった戚夫人の息子を毒殺する。

戚夫人を裸にさせると、「これが先帝を迷わせた穴か」と陰部を踏みつけて、数日間凶悪な犯罪人に強姦させたあと、戚夫人に劇薬を飲ませて、手足を切り落として、両目をえぐり、便所に投げ込んだ。それで「人豚がいますよ」と息子を呼んだらしい。息子は衝撃を受けて寝込むようになり、23歳の若さで亡くなってしまいました。

 

呂后は実質的に国のトップになり呂一族の敵は徹底的に排除して自身の地位を絶対的なものにしたそうです。ですが、呂后の死後にクーデターを起こされて呂一族は滅亡しました。

 

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息子に離反させて夫と派手な喧嘩をしたーーアリエノール・ダキテーヌ

 

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(1122〜1204)

アリエノールは生涯で10人子供を産み豪華な子孫をを残したことで、「ヨーロッパの祖母」と呼ばれる。子供の中にはイングランド王であり「獅子王」と言うあだ名を持つリチャード一世がいる。アリエノールは自由な生き方を望んだ女性で、最初の結婚は十字軍遠征に旅行気分で同行したことで、離婚するなんてエピソードもある。二番目に結婚したヘンリー二世が浮気をしたことで仲が急激に悪くなる。しかもその相手がリチャード一世の許嫁だったりする。フランス王の介入もあって兄弟達は父に反乱を起こした。アリエノールも息子達に協力的だったこともあり、ヘンリーによって10年近く幽閉生活を送った。父と息子の戦いはリチャード一世の勝利で終わり、アリエノールが開放された頃には結構なご年齢だったが、リチャードが国を放置していたので事実上のトップはアリエノールだったりする。当時としては珍しく80歳まで生きた。

 

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カトリックへの回帰を断行したーーメアリー1世

 

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(1516〜1558)

ブラッディ・メアリー(血まみれメアリー)と呼ばれることになるイングランドの女王。父であるヘンリー八世は王位を継承することができる男子を求めていたこともあり、母は離婚させられて、メアリーも庶子として王位の身分を剥奪されることになる。面白くないメアリーは父であるヘンリー八世に抵抗して、義母に当たる第二王妃アンにも強く当たったことで、妹であるエリザベスの侍女にまで身分を落とされた。その後に渋々であったが、父と和解して身分を取り戻した。義母弟でエドワード6世が病弱で即位の6年後に亡くなったことで、メアリーはクーデターを起こして自身が女王として君臨した。

 

即位したメアリーのカトリックへの回帰は、かなり無理矢理で、プロテスタントの女、子供問わず300人を血祭りにした。このことで、「ブラッディ・メアリー」と呼ばれることになる。反対されたがスペインのフェリペと結婚したことで、イングランドのカトリック化は加速することになり、イングランドはスペインとフランスの戦争に巻き込まれて敗北した。このことで国中からバッシングを受けた。フェリペとの結婚生活は上手くはいかなかったりと、失敗が続いたメアリーは体調を崩して、亡くなる前日に悔しながらも、エリザベスを次ぐの王に指名した。

 

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奴隷から皇后にグレードアップしたーーロクセラーナ

 

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(1504〜1558)

ロクセラーナはウクライナ西部で祭司の子供として生まれた。特徴的金髪が原因かは定かではないが、奴隷商人に捕らえられてスレイマン一世に献上されることになってしまう。それでハレムと呼ばれる日本で言うところ大奥的なメンバーの一員になった。ロクセラーナはそのような状況になっても悲観するような女性ではなかったようで、ハレムのルールを無視するは、奇抜な格好を好むなど目立つ存在だった。このこともあってスレイマン一世の目に止まるようになったロクセラーナは身分を上げていき、ついには夫人となった。男子を生んだことでハレム内の序列は3位となったが、第一夫人達はそれをよく思うはずがない。それはロクセラーナも同じで、スレイマン一世に言い寄ってライバル達を追放することに成功した。さらには自身の立場を絶対的なものにするためにオスマン帝国の法律すらも変えさせると、事実上の一夫一妻を成立させてスレイマン一世を独占した。正式に皇后になったロクセラーナでしたが、自身の地位だけでは満足はしません。次の王に自身の子供が継承できるように暗躍したのです。スレイマン一世の長男であるムスタファは国民からの人気も高く、優秀だったので誰が見ても次の王に相応しい人物でした。そこでロクセラーナは「ムスタファには離反の可能性がある」と嘘の手紙をスレイマンに送り、処刑させたのだ。これは国民の間で噂が広まりロクセラーナの人気は落ちた。ロクセラーナは自身の子供が王位に付く前にこの世を去ることになる。

 

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行き過ぎたドSーーエリザベート・バートリ

 

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(1560〜1614)

吸血鬼のモデルにもあった「血の伯爵夫人」。バートリ家はトランシルヴァニア公国では有力な名家である。名家ではあったが、悪魔崇拝者や色情狂など遺伝的疾患が目立つ一族であった。これらは、近親結婚を繰り返していたことが原因と言われている。エリザベート自身も血族の呪いと言うか、かなりぶっ飛んだ性格に育った。男女問わず愛人をたくさんいたようだが、夫との仲は良かったようだ。後に夫とは死別にすることになり、チェイナ城を所有することになると、自身の欲望を爆発させることになる。エリザベートは夫が存命中から、召使いに噛み付いたりして滴る血を見て興奮していたようだ。サディスティックな一面は年月に比例して増長していき、農民の娘を誘拐して残虐行為を行うようになった。

 

エリザベートは「鉄の処女」と呼ばれる拷問器具を使っていたと言われている。ある日、召使いが失態を犯した。激怒したエリザベートは、髪留めで召使いの胸を何度も突き刺した。浴びた返り血を拭うと、肌が金色に輝いて見えたらしい。それ以来、エリザベートは「処女の血を浴びると肌が綺麗になる」と狂信的に思い違うようになった。それで登場するのが「鉄の処女」だ。この拷問器具に人を閉じ込めて、血液を搾り取っていたらしい。村の少女だけでは飽き足らず、下級貴族の少女にまで被害が及ぶようになると、王宮にまで噂が広まり、監禁者が脱走したことで事件が発覚。エリザベートは死ぬまで監禁生活を送ることになった。

 

国を捨てて自由に生きたーークリスティーナ

 

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(1626〜1689)

6歳で即位したスウェーデンの女王。父であるグスタフ・アドルフはスウェーデンをヨーロッパの列強に並ぶ強国に成長させた偉大な王でありながら、三十年戦争の活躍から「北方の獅子王」と評されるような英雄であった。そのために跡継ぎには男の子が期待されていた。誕生時に毛深かったことで、クリスティーナは男の子であると勘違いされて、男の子が生まれたと誤報が流れたそうだ。後に女の子とわかると、母は落胆したが、グスタフは「皆を騙したんのだから賢い子になるだろう」と褒めた。気に入ったグスタフはクリスティーナを早々に後継者として指名することになる。帝王学や騎馬、剣術、など完全の男の跡継ぎとして育てられたクリスティーナは、一般的な女子の遊びを好まない子供に成長することになった。クリスティーナが6歳の頃に、父グスタフは戦死したことで想像以上に早く即位することになる。それからクリスティーナは一国のトップらしい格好を強要されたようで、男装して過ごすことになった。18歳になると親政をはじめて国王として活躍する。ところが数年後には、突然王位を譲る決断をした。理由は不明とされているが、彼女は、その後の人生から察するに「自由に生きたかった」のだろう。ヨーロッパ諸国を訪れては、各国で愛人をつくり、時には家臣を告発してフランス政府に死刑を執行させたりと世間を騒がした。とは言え王位に未練があったようで、王に返り咲こうとしますが失敗した。

 

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夫にクーデターを起こして自らが「王」となったーーエカチェリーナ2世

 

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(1729〜1796)

ロシア皇太子ピョートル三世に嫁いだエカチェリーナは失望することになる。夫であるピョートル三世は知的障害者で、性にも関心を持たない無能だったのだ。エカチェリーナは初体験を愛人で済ませることになり、妊娠しても「ピョートル三世の子供ではない」と噂が立つことになる。ピョートル三世は王位を継承してロシア皇帝になるが、早々に失態を犯した。致命的な失敗から貴族や近衛部隊がクーデターを起こしてエカチェリーナが女帝として君臨することになる。女帝として君臨したエカチェリーナは行政の改革や領土拡大に力を注ぎ、ロシアを強国にした。エカチェリーナは派手な性生活で有名である。公式の愛人は10くらい、毎晩のように男を変えて過ごしていたとか。あまりにも節操がないので孫から「玉座の上の娼婦」と侮蔑された。

 

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数々の著名人を渡り歩いた踊り子ーーローラ・モンテス

 

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1818?〜1861)

本名はエリザベス・ロザンナ・ギルバートで「ローラ・モンテス」として知られたダンサーである。美貌と才覚、現代で言うところの芸能人であった。16歳で駆け落ちをするなど行動力に関しては一級品で、最初の結婚で平凡な人生に愛想が尽きたようで女優を志すようになるが、失敗してダンサーとしてデビューした。名を広めたローラは資産家の愛人になることで、破格の収入を得た。ローラの美貌に翻弄された男達は決闘の果てに命を落とすなんて事件すら起こる。彼女の人生が頂点に到達するのは、バイエルン王ルートヴィヒ一世に見出されたことであろう。伯爵夫人の称号を手に入れたローラは自由に宮殿を出入りする権利と、年金まで与えられたのだ。この待遇に国が反発していしまい、ローラはルートヴィヒによって追放されて、ルートヴィヒ自身も退位することになった。追放されたローラは運良くイギリスの資産家の息子と出会い結婚することになるが、最初の結婚での離婚が成立していなかったようで重婚罪でイギリスには居られなくなった。国を半壊させてしまう美貌を持ったローラは新天地を求めてアメリカに渡り、再婚を経験するが、再び脚光を浴びる為に舞台に上がる。しかし、思うような成果を挙げられなかったようだ。30歳で病魔(梅毒らしい)に悩まされるようになり39歳で肺炎で亡くなった。

 

最も有名な女スパイであり謎も多いーーマタ・ハリ

 

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(1876〜1917)

東洋から来た踊り子として鮮烈デビューしてまたたく間に人気ダンサーになったマタ・ハリですが、実は東洋の血縁は全くなくオランダ人だったりする。マタ・ハリの本名はマルガレータ・ヘルトロイダ・ツェレで19歳のときに結婚して東洋の地ジャワで現地の踊りを学んだようだ。その後離婚して、ヨーロッパに戻りデビューすることになる。有名となったマタ・ハリは美貌を武器に政治家や資産家、有力な軍人の相手をする高級娼婦になった。第一次世界大戦が勃発すると、スパイ活動を行うようになったとされている。その後、フランスによって逮捕されて銃殺された。実はマタ・ハリはスパイ活動なんてやっていなかった説もあるそうだ。当時のフランスは不利の状況だったので、責任転換ではないが、失敗をマタ・ハリになすりつけるのが楽だった。マタ・ハリが本当にスパイのようなことをしていても、大して有力な情報は提供できていなかったとされるようです。