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【呂后】夫に振り回された嫁の覚醒

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農民から王にまで出世した劉邦は、人柄を評価をされて大成した人物です。ところが、その妻である呂后は劉邦に結構振り回されてきました。と言うのも劉邦はあんまり働かないし、クズ男エピソードが満載で王としては及第点だったかもしれませんが、夫としては落第でした。そんな過去があったからこそ、呂后が王妃になったあとに覚醒します(悪い方向)

 

今回は「中国の歴史上最悪の女」と、後世に語り継がれることになる呂后をご紹介していこうと思います。想像を絶する鬼畜ぶりにご注意ください。では、よろしくお願いいたします。


 

劉邦との結婚まで

 

呂后の本名は「呂雉」で、地元の有力者として名高い呂一家の娘として生まれました。名士である父がとある地方に訪れたことがあった。この時に宴が開かれることになるが、あまりにも多くの人が訪れたので千銭以下は座って貰うことになる。そんななかで「一万銭を持ってきた」と大嘘を付いた男がいた。その嘘はすぐにバレた。しかし、呂后の父は嘘つき男をかなり気に入り呂后を嫁がせることを決めたのだ。これに母は反対します。それまで優秀で役職の高い人物でも父は求婚を許さなかった。それでも、大して稼ぎもなかった男に嫁がせるというのだ。当然の反対にするに決まっている。その男こそが劉邦だったりするわけだ。後に王となる劉邦でしたが、この時点ではほぼ無職で、酒と女が大好きなどうしようもない奴でした。

 

結婚して二人の子供に恵まれますが、それでも劉邦は変わらずに、遊び回っていた。呂后は育児をしながら外仕事をすることになってしまいます。元々名家の出身でありながら、このような仕打ちに文句を言いそうですが、真面目に働いたそうです。

 

始皇帝が亡くなり乱世に突入すると、劉邦は出世していき項羽と天下を分けるようになります。激しい戦いの末に、劉邦は大敗してしまう。この時の劉邦は酷い。妻も子供も捨てて劉邦は逃げ出したのだ。馬車を軽くするために、一緒に乗っていた子供を投げ捨てたらしい。呂后も二年間は捕虜として生活することになった。

 

王妃になる

 

散々劉邦に振り回された呂后でしたが、ついに劉邦が皇帝になります。だからといってこれまでの我慢が報われたかと言われればそんなことはありません。王妃にはなりましたが、劉邦は側室である戚夫人を寵愛するようになったのです。呂后はこうした劉邦の女遊びに口を出して来ませんでしたが、戚夫人は自身の子供を後継者にするように懇願したことで話が変わってきました。その意見を聞く方向に劉邦が動きはじめたので、呂后は軍師の張良に相談することでなんとか息子が王位に付けるように根回しをして、なんとか息子の地位を守ることができたのでした。

 

ここまでの話ではまだまだ普通の人ですが、王妃となってから政治家としての才能を開花していくことになる。特に天下統一戦争で活躍した血の気の多い武将達への粛清は有名だ。天下統一をしてしまえば、国の安定を脅かす邪魔者でしかない。なかでも韓信は離反の可能性があると情報を聞くと呂后は軍を動かして、韓信を確保して処刑してしまったのだ。次から次へと地位を脅かす可能性がある人材を粛清していったのだ。

 

劉邦の死後

 

ここから残酷なのでご注意ください。

 

劉邦が亡くなり、息子が王位に付くことになりますが、呂后はそんなんじゃ満足しません。劉邦が亡くなった翌月には戚夫人への粛清を開始しました。とりあえず罪を着せて投獄させると、坊主頭にして、手足に枷を付けさせて、一日中石臼をひかせた。その間に息子のライバルであった戚夫人の息子を毒殺することに成功した。(王である実の息子は仲が良かったので暗殺されないように配慮していた)

 

呂后は毒殺された子供の話を戚夫人に聞かせて、嘆き悲しませた。それで裸にさせると、「これが先帝を迷わせた穴か」と陰部を踏みつけて、数日間凶悪な犯罪人に強姦させた。壊れた戚夫人に劇薬を飲ませて、感覚を麻痺させると、手足を切り落として、両目をえぐり、便所に投げ込んだ。それで「人豚がいますよ」と息子を呼んだらしい。もはや何がしたいのかさっぱりわからない言動に走る母に、息子は衝撃を受けて寝込むようになり、23歳の若さで亡くなってしまいました。

 

跡継ぎがいなかったことで呂后は実質的に女帝として君臨するようになり、呂一族の天下となった。晩年はさすがにやりすぎたと後悔していたようです。呂后は前180年に亡くなることになりますが、その死後の2ヶ月後には呂一族はクーデターを起こされて撲滅されました。

 

さいごに

 

劉邦に散々振り回された結果が、今までに募った思いが爆発してしまったのでしょうか?とんでもない化物が誕生したように思いました。

 

 

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