今回はメドゥーサを紹介します。紹介っていってもメドゥーサは中ボスくらいの中途半端な敵キャラなので、ヒーローであるペルセウスも簡単にご紹介したいと思います。よろしくお願いいたします。
メドゥーサとはどんな人物だったのか
ギリシア神話に登場する怪物です。宝石のように輝く目を持ち、その瞳は見たものを石に変える魔眼である。また、眼があった者を硬直させて身動きをできなくする力もあったそうです。元々は美しい乙女で、髪が美しいことを自慢していたので、アテナに嫌われていたが、畳み掛けるように、海の神ポセイドンとアテナの神殿で関係を持ったことをアテナの逆鱗に触れてしまい、怪物にされた。抗議をした姉妹も同じように怪物にされたとされます。
ペルセウス
ゼウスの血を引く半神の子。アルゴス王アクリシオスは孫によって殺されると言う神託を信じて、娘であるダナエと生まれたばかりのペルセウスを箱に閉じ込めて川に流したが、偶然、漁師に救われ、ペルセウス無事に成長していった。
ですが、母であるダナエは相当美しかったようで領主に恋慕され、ペルセウスを遠ざける目的でメドゥーサの討伐に行かせました。
ペルセウスのメドゥーサ退治
ペルセウスはアテナとヘルメスの助力を得て、アテナから青銅の盾を預かった。一つずつしかない歯と眼を共有しているグライアイ姉妹を脅して、メドゥーサの居場所を聞き出すことに成功。ヘルメスから翼を持つサンダルを預かると、メドゥーサが住む西の彼方に向かいます。メドゥーサの魔眼を見るわけにはいかないので、青銅の盾を反射させ鏡越しにメドゥーサの寝首を刈りました。このときにメドゥーサの首から滴った血からペガサスとクリュサオルがが生まれました。
その後
帰路の途中でペルセウスはアンドロメダと言う美女に出会う。アンドロメダはその美しさによってポセイドンの怒りに触れ、海の怪物ケートスの生け贄になろうとしていました。ペルセウスは哀れに思いケートス退治に乗り出します。剣では歯が立たないので、ペルセウスはメドゥーサの首を使いケートスを石化させました。
メドゥーサの首はその後アテナに献上されました。アテナはメドゥーサの首を自分の盾であるアイギスに取り付けて、最強の盾とした。
まとめ
メドゥーサと言うよりはペルセウスの話になりました。ちなみにペルセウスはメドゥーサの首で、祖父であるアルゴス王アクリシオスを石化してまいます。まあ……そんな感じです。
最後までありがとうございました。