チキンのネタ倉庫

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現代の怪異伝説10選 

夏ですね。夏の風物詩と言えば怪談話ではないでしょうか? 僕も肝試しとか子供の頃にやったような気がします。怪談系の番組を見ると、トイレにいけなくなるような子供だったので、肝試しはそこまで好きではありませんでした。そもそもどうして夏の風物詩となったのか。お盆に亡くなった人が幽霊になって帰ってくると、信じられていたからだそうです。今回は夏らしい記事ということで、現代の怪異を紹介していこと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

ひるが駅

 

インターネット上で語られた異界駅の一つで、降りたらいけない駅だそうだ。なんでも車窓が見知らぬ風景だったので、下車する予定だった駅を通り過ぎと女性は思った。それで次の駅を降りて引き返そうと考えた。ところが隣に座っていたサラリーマンが、降りたらダメだと怒鳴ってきた。無視をして「ひるが駅」に降りようとしたら、サラリーマンが腕を掴んで引き留められた。「君が降りる駅は次の駅だから」と言ってきた。実際に本来降りる予定だった駅が現れたそうだ。

 

猿夢

 

こちらもインターネット上で語られる怪異。とある女性が夢の中で、駅にいた。電車がやってきたかと思ったら遊園地がよく似合う猿の電車だった。不気味だったが現実の遊園地に酷似していたし、夢だと言う認識があったので乗車した。活け造り、えぐり出し、アナウンスがされていくたびに乗車していた人たちが次々と残酷な目にあっていく。女性の番になると。挽肉とアナウンスがされる。挽肉にする機械が迫ってくるとこで、女性は目が覚ました。4年後に再び同じ夢を見た。女性の番になると、なんとか目覚めることができたが、現実で「また逃げるんですか。次はないですよ」とアナウンスがされた。

 

ターボババア

 

高速道路を走っていると、併走してくるババアで、背中には「ターボ」と書かれた紙が貼れているそうだ。追いつかれると、フロントドアに張り付いて、事故を誘発させると言う。この足が早いババアは全国のあらゆるところで類似したバージョンがいくつもある。学校で忘れ物を取りに教室に戻ると、現れる怪異のパターンもある。100キロババア、120キロババアとか、名前も多い。ターボババアが進化するとハイパーババアになるとか。ターボババアは、漫画の元ネタになっている。

骨こぶり

 

長野県の山村に現れる怪異。林間学校での夜で、少年が尿意を感じてベッドから出た。トイレで用を足していると、窓から墓場が見えた。何かがおかしい。墓場を荒らして、骨をしゃぶっているババアがいたのだ。「見たな!」とババアが迫って、窓に張り付いた。少年を走って自室に向かう。ババアが迫ってくる。ベッドに戻ってシーツを覆いかぶった。ババアは少年と同部屋だった子達の足首を掴んでは「違う」と調べていく。最後には少年の足首を掴んだ。その時同部屋の子が電気をつけた。ババアの姿はなかったが、少年の足首は強く握られた跡があった。

 

窓の怪

 

窓に現れる怪異。少年が受験勉強をしていると、窓から女性が頑張れと応援してくれた。少年はありがとうと礼を言って、再び勉強を再開する。しかし、少年がいるのは二階だ。あの女性は一体何者だったのか。とまあ、危害を加えないタイプの怪異もいるようだ。

 

メラタデブンゼ

 

とある島に旅行に行った二人の少年だったが、お世話になるはずだった民宿のおばあさんが波に拐われて亡くなってしまう。後日、少年の元におばあさんが夢に現れて、旅行を台無しにして悪かったと、事故の直前のことや、死後のことを1時間も話してくれたと言う。次の日に旅行に行ったもう一人の子に話すと、その子の元にもおばあさんが現れた。これで終わりかと思えばそうではない。話を聞いた関係ない人たちの元におばあさんが現れたのだ。回避する方法は「メラタデブンゼ」を三回唱えることだそうだ。ただ、メラタデブンゼは逆から読むと「全部でたらめ」となる。

 

マンホール少女

 

少年が遊んでいると、とある少女が「15、15、15」とマンホールの上を飛んでいた。少女には友達がいないと思った少年は、一緒に遊んでいいかと聞いた。少女はとても嬉しそうに頷いだ。少年がマンホールの上を跳んでみると、瞬く間に消えたと言う。少女は「16、16、16」と再びマンホールの上を跳んだ。この怪異が色々パターンがあるようで、いじめられっ子がいじめっ子を嵌めてマンホールに落とすか、そもそもの発祥はアメリカで、黒人に対するブラックジョークとも言われている。

 

ひきこさん

 

背が高く、ボロボロの着物、口角と目尻が避けた姿をした怪異。子供を引き摺っているようで、違う子を見つけると横向きでも並走してくる。また子供をコレクションしているとか。インターホンを押して「ひきこです。殺してもいいですか?」「はい」と答えてしまうと家族全員が殺される逸話もある。本名は森妃姫子。背が高くて、活発で容姿もよく、先生から人気が高かった。ただ同級生からは妬まれてしまいイジメの標的になってしまう。いじめはエスカレートしていき、学校で引きずられるようになる。妃姫子ついには引き篭もるようになる。両親からも虐待されるようになり、学校で同様に引き摺られた。食事を与えられなくなった妃姫子は痩せていき部屋に入ってくる虫やカエルを食べて、部屋から出てくると両親を殺して子供を襲うようになった。

 

スクエア

 

降霊術の一種。4人で正方形を描いて、部屋の四隅に立って明かりを消す。そして壁沿いの人が隣に立つ人の場所に移動して、肩を叩く。それを続けていくと、スタート地点に何者かが出現する。真ん中に出現するパターンもある。

 

夜叉神淵の怪

 

夜叉神淵は渓谷の怪異、あるカップルが渓谷に車を止めた。女が渓谷を覗き込むと、彼氏の姿が見えなくなった。彼氏が落ちと思った女は、彼氏を助けるために近くの村に向かった。村の人達に助けを求めるが、誰も相手にしてくれない。困っていると、落ちと思った彼氏が村の中にいたのだ。彼女は思い出した。自分たちは二人で一緒に谷底に落ちたのだった。その瞬間に女は病院のベッドで目が覚めた。あの村は夜叉神淵に落ちて成仏できない死者達の村だったのだ。