チキンのネタ倉庫

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【厳選】おすすめできる恋愛系の人気小説

 

人気のある恋愛系小説をまとめました。「普段ほとんど小説を読まない」「活字が苦手」「難しいのは勘弁」そんな人達にこそ読んで欲しいオススメできるものを厳選してご紹介させていただきます。最後まで目を通してくださると嬉しいです。

 

あと、紹介順がオススメ順と言うわけではありません。

 

 

 

君は月夜に光り輝く

君は月夜に光り輝く +Fragments (メディアワークス文庫)

大切な人の死から、どこかなげやりに生きてる僕。高校生になった僕のクラスには、「発光病」で入院したままの少女がいた。月の光を浴びると体が淡く光ることからそう呼ばれ、死期が近づくとその光は強くなるらしい。彼女の名前は、渡良瀬まみず。余命わずかな彼女に、死ぬまでにしたいことがあると知り…「それ、僕に手伝わせてくれないかな?」「本当に?」この約束から、止まっていた僕の時間がふたたび動きはじめた――。読む人みんなが涙――この圧倒的感動に、山口幸三郎、綾崎隼、loundrawも大絶賛! “今を生きる”すべての人に届けたい、最高のラブストーリー。引用Amazon

 

2016年に電撃小説大賞を受賞し、2019年に映画化もされました。大切な人を失い、生きることに投げやりになっている主人公が、不治の病である「発光病」で入院する同級生との出会い、彼女の「死ぬまでにやりこと」を手伝うことになって物語がはじまる。「君の膵臓をたべたい」が好きな人や「市川拓司」的なファンタジー系恋愛ものが好きな方にオススメしたい作品です。

君は月夜に光り輝く +Fragments (メディアワークス文庫)

君は月夜に光り輝く +Fragments (メディアワークス文庫)

 

 

 

君の膵臓をたべたい

君の膵臓をたべたい (双葉文庫)

 

ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。それは、クラスメイトである山内桜良が密かに綴っていた日記帳だった。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて――。読後、きっとこのタイトルに涙する。デビュー作にして2016年本屋大賞・堂々の第2位、75万部突破のベストセラー待望の文庫化!引用Amazon

 

もともとは小説投稿サイト「小説家になろう」の投稿されていた作品で、とある小説家の推薦で出版された。ホラー小説?かのようなインパクトのあるタイトルに結末の意外性が話題になり、実写映画化はもちろんアニメ化もされ、250万部以上の大ヒット作になった。もともとがなろうの小説なので荒削りの部分も多く、「普段から小説を読む人」にはあんまりおすすめしません。

君の膵臓をたべたい (双葉文庫)

君の膵臓をたべたい (双葉文庫)

 

 

 

桜のような僕の恋人

桜のような僕の恋人 (集英社文庫)

 

 美容師の美咲に恋をした晴人。彼女に認めてもらいたい一心で、一度は諦めたカメラマンの夢を再び目指すことに。そんな晴人に美咲も惹かれ、やがて二人は恋人同士になる。しかし、幸せな時間は長くは続かなかった。美咲は、人の何十倍もの早さで年老いる難病を発症してしまったのだった。老婆になっていく姿を晴人にだけは見せたくないと悩む美咲は……。桜のように儚く美しい恋の物語。

引用Amazon

 

難病によって普通の人の何十倍も老化のスピードが早くなったヒロインと冴えないニートとの恋愛ストーリー。二人の出会いは事故で耳たぶを切ってしまったことから、だったりとインパクト重視です。読んでみると色んな意味でかわいそうな主人公です。悲しい。

桜のような僕の恋人 (集英社文庫)

桜のような僕の恋人 (集英社文庫)

 

 

 

ぼくは明日、昨日のきみとデートをする

ぼくは明日、昨日のきみとデートする (宝島社文庫)

 

読めばわかりますが、この物語に隠されたトリックの性質上、どうしても読み返してしまいます。ハッピーエンドではありませんが、人が死ぬとかそんな話ではありません。ただ、生きる世界があまりにも違いすぎたSF系恋愛小説です。

ぼくは明日、昨日のきみとデートする (宝島社文庫)

ぼくは明日、昨日のきみとデートする (宝島社文庫)

 

 

 

君に恋をするなんて、ありえないはずだった

君に恋をするなんて、ありえないはずだった (宝島社文庫)

 

千葉県南総にある県立高校に通う地味で冴えない男子・飯島靖貴(いいじま やすき)は、勉強合宿の夜に、クラスメイトの北岡恵麻(きたおか えま)が困っているところを助けた。それから恵麻は、学校外でだけ靖貴に話しかけてくるようになった。しかし靖貴は恵麻に苦手意識を持っていて、彼女がどうして自分に構うのかわからない。地味系眼鏡男子と派手系ギャル。絶対に相容れないはずの二人に起きる、すれ違いラブストーリー。引用Amazon

 

こちらはWeb小説大賞で受賞した作品です。クラスカースト下位の地味な男子高校生とカースト上位の派手な女子の恋をするなんてありえない話です。学校ではほとんど話さない両者だったのですが、ひょんなことをきっかけに二人は互いを意識するようになっていきます。ただ、見事にすれ違う。上下、二巻完結ものです。

君に恋をするなんて、ありえないはずだった (宝島社文庫)

君に恋をするなんて、ありえないはずだった (宝島社文庫)

 

 

 

僕が愛したすべての君へ 君を愛したひとりの君へ

僕が愛したすべての君へ (ハヤカワ文庫 JA オ 12-1)

「僕が愛したすべての君へ」と「君を愛したひとりの君へ」姉妹作品です。どちらを先に読むかで読後感が変わる。平行世界の存在が認知されている世界で主人公はいろいろ踊らされる話。「僕が愛した」のほうがハッピーな話で、「君を愛した」は暗めな話と言う印象を受けました。読後感をよく終えたいなら、「君を愛した」から、切なく終えたいなら「僕が愛した」から読んでみることをオススメします。

僕が愛したすべての君へ (ハヤカワ文庫 JA オ 12-1)

僕が愛したすべての君へ (ハヤカワ文庫 JA オ 12-1)

 
君を愛したひとりの僕へ (ハヤカワ文庫JA)

君を愛したひとりの僕へ (ハヤカワ文庫JA)

 

 

 

百瀬、こっちを向いて

百瀬、こっちを向いて。

「人間レベル2」の僕は、教室の中でまるで薄暗い電球のような存在だった。野良猫のような目つきの美少女・百瀬陽が、僕の彼女になるまでは――。しかしその裏には、僕にとって残酷すぎる仕掛けがあった。「こんなに苦しい気持ちは、最初から知らなければよかった…!」恋愛の持つ切なさすべてが込められた、みずみずしい恋愛小説集。引用Amazon

薄暗い電球のように暗い主人公が、訳あって百瀬と「付き合う」振りをすることになる。それで本当に好きになるみたいな話(ざっくり)長編ではないので比較的読みやすいかも。個人的に今回おすすめしている小説で一番好き。

百瀬、こっちを向いて。 (祥伝社文庫)

百瀬、こっちを向いて。 (祥伝社文庫)

 

 

 

恋愛写真

恋愛寫眞―もうひとつの物語 (小学館文庫)

 

「いま、会いにゆきます」「そのときは彼によろしく」の市川拓司による小説です。市川拓司の作品では個人的に一番オススメする作品です。ファンタジー要素があるので、特に十代、二十代前半の方々にオススメしたい。僕は十代のときに読んで泣きました。

 

恋愛寫眞―もうひとつの物語 (小学館文庫)

恋愛寫眞―もうひとつの物語 (小学館文庫)

 

 

 

世界の中心で、愛をさけぶ

世界の中心で、愛をさけぶ

 

300万部以上売れた大ヒット作。漫画化、映画化、テレビドラマ化、ラジオドラマ化、舞台化、海外でも映像化している作品です。言わずと知れた作品で、小説より映画のほうが僕は好きです。 

世界の中心で、愛をさけぶ

世界の中心で、愛をさけぶ

 

 

 

HELLOWORLD

映画  HELLO WORLD 公式ビジュアルガイド

 

「お前は記録世界の住人だ」本好きで内気な男子高校生、直実は、現れた『未来の自分』ナオミから衝撃の事実を知らされる。世界の記録に刻まれていたのは未来の恋人・瑠璃の存在と、彼女が事故死する運命だった。悲劇の記録を書き換えるため、協力する二人。しかし、未来を変える代償は小さくなかった。世界が転回する衝撃。初めての感動があなたを襲う。新時代の到来を告げる青春恋愛SF小説。引用Amazon

アニメ映画化を前提にした野崎まどの作品です。野崎まどは「know」というSF小説で有名の作家なので、今作もSFです。詳しくは書きませんが、初見と二度めでだいぶ印象の変わる作品だと思います。

HELLO WORLD (集英社文庫)

HELLO WORLD (集英社文庫)

 

 

 

終わり

 

今回紹介した作品は、どれもそれなりに売れた作品なので面白さは保証できるかと思います。

 

最後までありがとうございます。