チキンのネタ倉庫

歴史、事件、雑学、エンタメを適当に紹介するブログ

自身の実験で亡くなった6人の科学者

今回は真実が知りたいがために、自身を実験台にして亡くなった科学者を紹介しようと思います。どの科学者も自身が導き出した仮説に絶対的な自信があったこその、過信が生んだ失敗でもある。自業自得。それでも人類にとって大きな一歩だと思う。そう思ってあげないと彼らも報われないだろう。

 

 

 

ジェシー・ウィリアム・ラジア「黄熱病を媒介を証明して」

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1866年に生まれたジェシー・ウィリアム・ラジアは、黄熱病は蚊によって媒介されることを自身の体で証明した。ジェシーは自身の考えが正しいことを証明するために、わざと蚊に刺されて黄熱病になった。仮説を裏付けることには成功したが、妻子を残して1900年に34歳で亡くなってしまった。

 

フランツ・ライヒェルト「パラシュート事故」

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オーストラリア系のフランス人のフランツはとある画期的な発明をした。それはパラシュート・スーツである。現代で使われるパラシュート原理は一緒で、フランツにとっても自信作だったのだろう。元々はマネキンが使われる予定だったのに、当時最大の建造物であるエッフェル塔から自身が飛び降り、パラシュートの安全性を証明することにしたのだ。1912年にフランツは事故死した。

 

ダニエル・アルシーデス・カリオン・ガルシア「未知の病に立ち向かい」

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ペルーの医学生であったカリオンは、とある病気の調査を開始した。犠牲者のイボから抽出した血液を自身に注射する。そして、カリオンは亡くなり、この病気はカリオン病と名付けられた。この話を聞いて感化された野口英世はカリオンの研究を引き継いだそうだ。

 

エドウィン・カツキー「コカインの副作用を調べて」

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1936年、当時は麻薬薬として知られていたコカインの副作用を知りたかったエドウィン・カツキーは自身にコカインを注射した。強い混乱状態に突入したカツキーは、事務所の壁に夜な夜な殴り書きをして、最後には亡くなった。彼が残した壁の文字に科学的な価値はないと判断された。

 

カール・ヴェルヘルム・シェーレ「新種の物質を舐めて」

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スウェーデンの科学者で、酵素、バリウム、塩素など、少なくとも12種類以上の化学物を発見した天才。しかし、カールには新しく調合した化学物質の匂いを嗅ぎ、舐める癖があった。それが原因でなくなったと言われている。

 

クレメント・ヴァランディガム「被疑者の無実を証明しようと」

 

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アメリカ弁護士であったクレメントは、被疑者の無実を証明するために現場を再現した。被疑者にはバーで起こった乱闘の果てに銃殺してしまった疑いがあった。クレメントは事件の再現をする過程で、弾丸が込められた拳銃の引き金を引いてしまい事故死してしまう。クレメントは命を失ってしまうが、被疑者の無実を証明することには成功した。