個性の強い人です。歴史に名前を残す人なんてだいだい個性が強い人ばかりですが、ゆるく紹介できたらと思っています。
最後までどうぞよろしくお願いいたします。
- アメリカ合衆国皇帝 ジョシュア・ノートン
- 人工知能の父 アラン・チューリング
- リアル宇宙船?を考案した人物 アレキサンダー・ウェイガース
- 万能の天才 レオナルド・ダヴィンチ
- 奇才 サルバトール・ダリ
- 革のマスクを被った聖職者 アレクサンダー・ペデン
- 食人鬼の王? カール・E・ペターソン
- 嘘のような夢遊病 ケニス・パークス
- 血の伯爵婦人 エリザベート・バートリ(バートリ・エルジェーベト)
- 女装スパイ シュヴァリエ・デオン
- まとめ
アメリカ合衆国皇帝 ジョシュア・ノートン
アメリカの皇帝?何を言ってるん?と思っていると思いますが、19世紀のアメリカには自らを合衆国皇帝と名乗る変わり者がいました。それがジュシュア・ノートンです。イギリス生まれの彼は実業家として裕福な生活を送っていましたが、破産をきっかけに精神的なダメージを受けて、皇帝を名乗り出したと言われている。もちろん誰も真剣に相手をしなかったが、ジョシュアの平和的な考え方に支持者が集まっていき尊敬される存在になりました。彼の葬儀に三万人も集まったとされる。
人工知能の父 アラン・チューリング
第二次世界大戦でドイツのエニグマ暗号機を解読してイギリスの勝利に大きく貢献した人物だが、機密事項であったために世間に功績が知られることなく、同性愛を罪に問われて自殺した人物。死後にアラン・チューニングの功績が公になり、コンピューター界のノーベル賞に相当するチューリング賞の設立、映画化、2021年には紙幣の肖像画として使われる。
リアル宇宙船?を考案した人物 アレキサンダー・ウェイガース
宇宙船と言えば円盤型が結構主流のイメージがあると思います。アレキサンダー・ウェイガースは彫刻家、画家、アーティスト、哲学者、作家、航空宇宙エンジニア、と色んな肩書きを持った人物で、「空飛ぶ円盤」の特許を持っている。ディスコプターと呼ばれる円盤型飛行船はアメリカ軍にスケッチが支給され感心を持ったらしいが、残念なことに実現はされませんでした。
実は世界中で確認される謎の飛行物体の正体はディスコプターなのではと僕は勝手に思っています。
万能の天才 レオナルド・ダヴィンチ
「モナリザ」をはじめとする数々の作品を後世に残したレオナルド・ダヴィンチは、多彩な才能と尽きることのない独創性をもった人物で「万能の天才」と呼ばれた。ただ、熱く冷めやすい人物だったようで、人体に興味を持てば、死体の解剖、死んだ母体から胎児を取り出すような一面もあるが、自分の作品を最後まで完成させたことは一度もないと言う。また、若い頃に同性愛者を疑われたこともあり、生涯結婚することはなかった。
奇才 サルバトール・ダリ
チュッパチャップスのデザインをしたことでも知られる奇才サルバトール・ダリ。写真を見れば、その変人ぶりはお分かりかと思います。ダリの上向きの髭は、アートと認知されるほどの人気がある。ダリは生前に「偉大な天才には平凡な子供しか生まれない」として子供を作ろうとしなかったが、2017年にダリの子供を名乗る人物が現れて、墓を掘り起こした事件がある。
「ダリの作品は誰にもわからない。ダリにもわからない」とダリは語った。
革のマスクを被った聖職者 アレクサンダー・ペデン
予言者ペデンが身元を隠すためにマスクを被っていたそうですが、それが不気味なマスクで人間の歯や髭を使用されていると言う。なんでも迫害された宗教運動をやっていたことで有名になり、犯罪者としてお尋ね者になったらしい。そのさいに不気味なマスクを使って身を隠して暮らすことになったようです。でも、40人の仲間と共に、捕まって4年間牢獄で過ごしたもよう。
食人鬼の王? カール・E・ペターソン
スウェーデン人のカール・E・ペターソンは貿易会社の船乗りとして海を渡っていた。だが、あくる日に彼が乗っていた船がニューアイルランド島の沖合いで難破してしまったのだ。ペターソンはタバー島に命からがら流れ着くのですが、この島の原住民がヤバイ奴らで食人行為しているような野蛮人だったのです。拘束されたペターソンは死を覚悟しますが、族長の娘に気に入れてしまい、三年後に結婚することになった。その後に族長が亡くなり、自動的にペターソンは族長になった。
嘘のような夢遊病 ケニス・パークス
このケニス・パークスは眠りながら、車の運転をして隣町に住む義理の両親を殺害したらしい。ギャンブルにはまったケニスは、借金を作ってしまい会社のお金を使ってしまうが、すぐにバレてクビになります。結果、ストレスで不眠症と夢遊病を発症してしまう。とある日、血まみれで外で目覚めたケニスは警察に出頭して事件が発覚します。驚くことにケニスは車で一時間近く運転して義理の両親を殺害した、嘘のような信じられない話です。
血の伯爵婦人 エリザベート・バートリ(バートリ・エルジェーベト)
歴史上で最も名が知れた連続殺人鬼と呼ばれる悪女です。「処女の血を浴びれば美しくなれる」そんなアホみたいなことを本気で信じて、地元の娘をさらって残虐な行為に及んでいたと言う。やがて下級貴族の女にも手を出しはじめた。さすがに貴族の娘にまで被害が及ぶと事件の噂流れていき、監禁された娘が脱走したことで事件が公になった。残虐な行為から吸血鬼のモデルにもなったと言う
女装スパイ シュヴァリエ・デオン
人生の半分を男、もう半分は女として生涯を過ごした、フランスの元スパイで騎士。肩書きだけでもビックリな人物ですが、彼(彼女?)は女装が通用するような優れた容姿を持った人物だった。女性と子供しか入国できなかった当時のロシアに潜入するために女としてスパイすることになり、任務を無事に終えた。その後は男としてイギリスにスパイするのですが失敗、王様の都合で帰国に条件がついたので女性であることを公言して、残りの生涯を女性として過ごすことになった。
まとめ
変わった人たちを個人的な興味で紹介させていただきました。
最後までありがとうございます。