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【切り裂きジャック】世界で最も有名な未解決事件について簡単解説

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今回は世界で最も有名な未解決事件であるホワイトチャペル殺人事件の「切り裂きジャック」について簡単に解説できればと思っています。

最後まで相手してくださると大変嬉しく思います。

切り裂きジャックとは?

 

1888年にイギリスで約2ヶ月に渡って、少なくとも五人の売春婦が殺ろした殺人鬼の通称こそが「切り裂きジャック」です。

 

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新聞社に届いた手紙

 

遺体をバラバラに切り裂き、署名入りの犯行予告を新聞社に送りつけたりと、過激な言動が目立ったが、一世紀以上が経った現在でも犯人はわかっていません。世界一有名な未解決事件として、現代でも創作ネタになったりと、伝説的になっています。

 

ちなみにジャックは日本で言うところの「名無しのゴンベイ」的な意味です。

 

ホワイトチャぺル殺人事件

 

切り裂きジャックが起こしたとされる事件は「ホワイトチャぺル事件」と呼ばれて、11件の殺人事件が発生したとされていますが、切り裂きジャック本人が殺害したのは五人とされる。その他は切り裂きジャックに便乗した模倣犯の可能性が高い。

 

切り裂きジャックによる被害者はのうち二人は子宮と、膀胱もしくは腎臓が取り出され、一人は皮膚や内蔵を含めてバラバラにされていて、一人は唯一犯人が目撃された。

被疑者(犯人像)

 

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事件の背景や犯人の言動からある程度の犯人像を絞ることができたそうです。

 

犯人は売春婦に恨みがあった

 

切り裂きジャックは売春婦を殺人対象に選んでいました。事件現場であるホワイトチャぺルは、「イーストエンド」と呼ばれる貧困街で、産業革命もあって貧困が激増していたそうです。当然、女性が就ける仕事はありません。夜は娼婦として働く人が1200人、犯行現場であった「ホワイトチャぺル」周辺だけでも娼館は62軒あったそうです。

 

解剖学的な知識があった

 

 

被害者はメスを彷彿させる鋭利な刃物で喉を掻き切られてから、特定の内蔵を綺麗に摘出されていたと言います。このことから犯人は医者ではないかと憶測が飛び交いました。近年では、最新のプロファイリングによって精肉業者が有力であるとされているそうです。

 

 

女性である可能性も

 

被害者が警戒心もなく犯人を迎え入れた形跡があることから、女性による犯行説もあるそうです。


被害者は男性を相手にした商売をしているので、男性だろうが女性だろうが、警戒心は持たないものではないかと、疑問はありますが。

 

また、シャーロック・ホームズの著者であるコナン・ドイルは切り裂きジャック事件について「犯人は女装をした男性である」と述べているそうです。

 

これらに当てはまる要素がある被疑者には弁護士、医者、精肉業者、7人の有力候補がいますが、犯人と決定付けるものはないようで今日まで未解決事件となっています。

最新の科学技術による見解

2019年と最近にもあったことですが、DNA鑑定の結果、七人の候補者のうち○○○が犯人だと発表されることが、何十年の間に何回かありましたが、どの鑑定にも矛盾点があり説得力に欠けるものが多く批判的な意見が多いようです。

 

まとめ

 

世界でもっともミステリアスな事件である「切り裂きジャック」科学技術が進歩すればいずれ犯人がわかるものでしょうか? 

 

僕としてはそもそも犯人は一人ではないのではと思います。治安の悪い地域でしたので、偶発的に似たような事件が起こり、それに便乗した模倣犯が登場して、それが愉快犯にまで発展していったのではないかと思いました。

 

以上で終わります。最後までありがとうございました。