世界史
百年戦争の終結後。むしろ百年戦争がきっかけでイングランドで起こった王位を巡る戦争ーー薔薇戦争は、白薔薇のヨーク家と、赤薔薇のランカスター家による骨肉の争いだ。この戦いではとある女傑が活躍したことを、ご存知でしょうか? マーガレット・オブ・…
かつてのフランスでは愛妾(愛人)が正式に認められていた。ポンパドール夫人はそのなかでも代表的な人物であり、最愛王ルイ15世が政治への関心が薄いことから愛妾(愛人)でありながら、フランスの政治に大きく関与することになる。教養が高いポンパドー…
リー将軍とは 南北戦争前の経歴 南軍についた理由 南北戦争 南部戦争の影響 戦争終結後のリー将軍 人物象 リー将軍とは 本名は「ロバート・エドワード・リー」で、南北戦争で活躍したアメリカの軍人。商業的に発展を始めた北部と、大農園による農業を中心と…
リンカーンとは 幼少期 職歴 大統領就任、南北戦争 奴隷解放者となる 暗殺 性格と容姿 恐妻家だった 名言 意外な功績 リンカーンとは 第16代アメリカ大統領で奴隷解放を宣言した。奴隷制度に反対する立場として大統領に就任したことで、奴隷制度に賛成する…
アレクサンドロス大王とは? 簡単解説 東方遠征 ヘレニズム文化 容姿 両親と先祖 家庭教師 ゴルディアスの結び目 なぜ強かったのか? 性的指向 死因 後継者 さいごに アレクサンドロス大王とは? 簡単解説 古代のマケドニア王で、20代のうちに巨大帝国を築…
中国史上最大の覇王「項羽」は名家の出身で、始皇帝の死後に起きたクーデターに参加すると、天才的な才覚をたちまち開花することになる。20代のうちに天下を手中に収めてしまう項羽のカリスマ性に多くの人材が従うこと望み、中国史上最強の軍団を結成した…
「共和政」の時代を終わらせようとしたカエサルは、「三頭政治」を得て遂に皇帝として君臨する決意をするが、共和政を支持する者に暗殺された。 カエサルの意思は養子であるオクタウィアヌスが継いで、強力な一人のトップが国を治める「帝政」の時代を実現…
ローマとカルタゴは地中海の覇権を巡って、100年近くも争うことになる。ポエニ戦争と言われた、この戦いは三回に区切られて、最終的にはカルタゴの消滅によってローマの完全勝利に終わります。ですが、第二次ポエニ戦争では、カルタゴがローマを壊滅寸前…
マリンチェは高貴な身分の生まれでしたが、親の手によって奴隷の身分に落とされることになります。そして彼女は破壊神なのか、それとも創造神とも言えるような行動を起こすことになる。それは、わざわざ征服者を導いて祖国を消滅させて、新しい世界を創り上…
とある時代ではハンセン病に感染すると兵役、納税、裁判、などの義務が免除された。この3つだけを説明すると、なんだかいい時代にように感じますが、そんなわけがない。これらつまり、市民権の剥奪、結婚の禁止、就業の禁止、そして社会的に隔離されること…
アリエノール・ダキテーヌは生涯で10人の子供産んだことで、イングランド王、エルサレム王、フランス王、神聖ローマ皇帝、ナバラ王など、豪華な子孫を持つことになる。ヨーロッパ各地で子孫が活躍したことで、アリエノールはマリア・テレジアやヴィクトリ…
中国初の天下統一を果たした始皇帝は、野心家で国を我が物にするような暴君であった。しかし、その始皇帝が亡くなると中国全土がパニックに陥り各地で反乱が起きた。そんな混沌とした時代を導いた救世主こそが、劉邦である。彼は始皇帝とは違うタイプであり…
クレオパトラ7世は、古代エジプトの最後のファラオとして君臨したことで知られています。まあ、そんなことよりも「絶世の美女」としてのほうが、一般的に認知が高いのではないでしょうか? 具体的にどれくらい美しかったかと言うと「歴史に影響を及ぼす」…
今回は成金の英雄ヴァレンシュタインをご紹介していこうと思います。ヴァレンシュタインの本名は、アルブレト・フォン・ヴァレンシュタインと言って貧乏な貴族の出身だった。若い頃は、勉強に興味を示さないでヨーロッパを旅していたとか。そこから運を味方…
スペインの女王イサベルはレコンキスタを完成させて、大航海時代によって国を繁栄させた人物です。また有名な冒険家コロンブスを支援した人物だったりする。真面目な女性で素晴らしい人格者であるイサベルをご紹介していこうと思います。よろしくお願いいた…
最高の女王。イギリスは彼女の統治下に置いて「黄金時代」を迎えることになる。この頃の日本では織田信長や、豊臣秀吉、徳川家康が登場する戦国時代だったりします。エリザベス1世の活躍でイギリスは「大英帝国」と評価され、現代に至っても世界的に重要な…
今回は異名でみる世界史?的なまとめ記事になります。世界史で重要な人物はもちろんのこと、かっこいい異名から面白い異名を独断で、選ばせてもらいました。 異名から歴史上の人物に興味を持ってもらえれば嬉しく思います。 世界で有名な偉人の異名 古代 王…
フランク王国のカール大帝は、フランスとドイツ(オーストリアと神聖ローマ帝国)の両国の始祖とされている。なので、ドイツでは「カール」フランスでは「シャルル・マーニュ」と呼ばれ、どっちも避けて英語で「チャールズ」なんて呼び方もあるみたいです。…
今回はフランス革命で処刑されることになる「マリー・アントワネット」の母である女帝マリア・テレジアをご紹介していこうと思います。マリアは名門ハプスブルク家の政治家で、ハンガリー王でもあり神聖ローマ帝国では女性が即位できないので夫のフランツは…
ロシア史上最も長い34年間も「大帝」の座ついたエカチェリーナ二世は、おそらく欲深い女帝であった。自身の夫に対してクーデターを起こして大帝の座を奪い、オスマン帝国の戦争に勝利してクリミア半島も獲得している。 性についても積極的だったようで公…
ピョートル大帝はロシアをヨーロッパの強国に並ぶ巨大国家に成長させた人物で、反発もあったがロシアの西欧化を断行した。なかなか個性の強い皇帝で、2メートルを越す長身を持ち、若い頃には偽名を名乗ってヨーロッパであらゆる技術を学び、造船技術、歯科…
今回は弱小国プロイセンをヨーロッパ随一の強国にまで急成長させて「大王」とまで言われたフリードリヒ二世をご紹介していこうと思います。 そもそもプロイセンってどこやねんって思う人もいるかもしれませんが、現代で言うところのだいだいドイツ辺りです…
中国、中央アジア、イラン、東ヨーロッパ、などを征服して世界最大規模の帝国を築いたモンゴル帝国初代皇帝チンギス・ハンをご紹介していこうと思います。いろんな征服王をご紹介しましたが、世界最大の帝国を築いた彼こそが、本当の征服王でしょう。チンギ…
今回ご紹介させていたただくのは、征服王ウィリアム一世です。征服王と言えばイスカンダルを思い描く人がすっかり多いかと思いますが、おそらく征服王とは本来ウィリアム一世を指すのではないでしょうか? ウィリアム一世は僅か1万2000人あまりの兵力…
今回はあのナポレオンも憧れたスウェーデンの獅子王、グスタフ二世アドルフについて簡単に解説していきたいと思います。三十年戦争で活躍したグスタフは「獅子」を謳われるくらいなので結構短気で好戦的だったと思われますが、その頭脳は幼少の頃から才覚を…
太陽王、建築王、180センチを越える長身(当時の平均は160くらい)で90歳まで生きた長寿。死後もミイラとして博物館で保管されている伝説のファラオこそが、ラムセス二世です。オジマンディアスはギリシャ語での呼び名で、「太陽神・ラー」に選ばれ…
四世紀後半から六世紀にかけてゲルマン人の大移動があった。これがきっかけでローマが滅亡することになるんですが、この大移動の理由はフン族を恐怖してだ。 フン族とは、北アジアの騎馬民族の出らしく、小柄で筋肉質、細い目、ボサボサした黒い髪と、THEア…
日本の歴史上には農民の子として生まれた豊臣秀吉が40年の年月を費やして天下人になりましたが、ナポレオンは僅か20年でフランス皇帝にまで上り詰めました。フランス革命によって混乱していた時代ではありましたが、決してナポレオンのスタートラインが…
世界の王様の中には戦上手で領土を広めた者もいれば、政治が上手く外交や内政によって安定した統治を実現した王もいます。偉人として評価される優秀な王はどちらかに秀でていたか、もしくはどちらの二面性を持った王が多いと思います。 ですが、今回はあえて…
今回はアラブで偉大な英雄に数えられるサラディンについて解説していきたいと思います。日本ではいまいち知られていないサラディンですが、敵対国であるヨーロッパでも人気のある英雄です。大抵の英雄と呼ばれる人達は、侵略した国で必要以上の虐殺をしたり…