世界史
今回はお金の話です。現代の日本人の平均年収はざっくり400万円くらいだそうですが、果たして歴史に名を残した偉人はお給料をどれくらいもらっていたのか。当時の金額を現代での価値で換算しているので、もはや意味のわからない資産を誇った偉人もいます…
イングランドを代表する女性の偉人と言えばエリザベス1世を思い浮かぶ人も多いと思います。おそらく学校で必ず触れる人物だと思う。エリザベス1世の時代にイギリスは、黄金時代を迎えて、世界の実権を握り始めるからです。エリザベス1世がすごいのは知っ…
三国志の英雄である関羽は、死後に『神』となりました。神様です。信仰されて大切に祀られる神様のことですよ。あの三国志の英雄なら、当然の評価かもしれません。しかしどういう訳か、関羽は、商業系の神様だそうです。三国志の英雄なら戦争の神様の方が、…
百年戦争は、イングランドとフランスが王位を巡って争ったのだが、国境や国民意識が低い時代なので、国が戦ったのではなく、一族と一族が争ったのが、正しい認識らしい。この戦争が終わる頃には、フランスとイングランドの国境が現代に至るまでの原型となり…
世界の偉人の名言、迷言をまとめました。歴史を動かした偉人は、その言葉にも重みがあり、説得力もあると思います。何かしらの役に立てたら嬉しく思います。 「目には目を、歯には歯を」ハンムラビ 「わたしは知識を愛する者である」ピタゴラス 「私は自分が…
今回も現代科学でも再現難易度が高いとされる古代の遺物を紹介していこうと思います。時代のニーズに合わせた新しい技術が生まれるなかで、失われていく技術も数多くあります。理由は材料の調達が困難になったとか、製法が継承されなかったなどがあげられる…
今回は真実が知りたいがために、自身を実験台にして亡くなった科学者を紹介しようと思います。どの科学者も自身が導き出した仮説に絶対的な自信があったこその、過信が生んだ失敗でもある。自業自得。それでも人類にとって大きな一歩だと思う。そう思ってあ…
偉人の息子は偉大なのか? 父親が優秀だと周囲からのプレッシャーで、息子はダメになるみたいな話はプロ野球など、スポーツの世界でよくある話だと思う。今回紹介するのは歴史上の人物バージョンになります。偉大な親に反発したパターンもあれば、父を越えよ…
戦争って良くないよね。けど、どうしても譲れないプライドから、大きな戦争に発展することもあるようです。 今回は、「どうして?」「そんな理由で怒るの?」「人の命の価値とは?」みたいなことを思うような戦争が起こった残念な理由を紹介していこと思いま…
今回は歴史上でも珍しいと思われる女性の君主を何人かピックアップして、ご紹介していこうと思います。何かの参考になったら幸いです。 マティルダ『無政府時代の女性君主』 アリエノール『時代の中心人物だったアキテーヌ公領の君主』 イサベル1世『スペイ…
古代エジプトの歴史は4000年に近くに渡り、数々の王が生まれました。有名な所で言うと、ツタンカーメンやクフ王、あと、クレオパトラとか。今回は古代エジプトを代表するファラオを紹介していこうと思います。 ナルメル「王朝を開いたファラオ」 ネチェ…
ティムールは中世アジア最強の軍事司令官と評されることがある。人類史上最大の領土であったチンギス・ハンの帝国が瓦解していくなかで、ティムールは軍事的な成功をおさめてたった一代で帝国を築いた。チンギス・ハンを超える帝国ではなかったが、アレクサ…
今回はユグノー戦争によって混乱したフランスを統一して、現代においても高い人気を誇るフランス王アンリ4世を紹介します。 幼少 青年 即位 その後 崩御後 幼少 アンリ四世は、1553年に12月13日に生まれた。父は名家であるブルボン家の当主で、母は…
南米最高の英雄シモン・ボリバルは、その生涯を南米独立に捧げたことで、「解放者」と呼ばれている。現代でも根強い人気を誇るボリバルではあるが、彼を陰ながら支えたマヌエラ・サエンスは、おそらくあんまり知れていない。 www.chickennoneta.com 「解放者…
ミシェル・ネイはあのナポレオンにして「勇者の中の勇者」と言わしめた猛将で、負傷しながらも、自ら先頭に立ちフランスのために戦った英雄です。ナポレオンには多くの有能な部下がいましたが、そのなかでも死を恐れないネイの戦いぶりは、予測不能な存在と…
フランスの歴史上でたった6人しかいないフランス陸軍の大元帥ーーモーリス・ド・サックスは、強い野心を持って台頭していき、晩年になるとフランス大元帥に抜擢された人物である。 www.chickennoneta.com 最期を悟ったサックスは自身に軍事の考えを執筆して…
フランス貴族の出身でありながら、神聖ローマ帝国のハプスブルク家に仕えたオイゲンは、フランスの英雄ナポレオンや、フリードリヒ大王にも高く評価された。 www.chickennoneta.com 近代、第一次世界大戦の時代になると、オイゲンの活躍は再評価されて、国…
はい。無能な王です。 ユーチューブとかで、セバスティアンは「童貞王」と呼ばれていることを知りました。 それまで名前すら知らんかったけど、どんな王なんやろうと調べたら、どうやら無能な王だったようです。政治に無関心で、冒険や戦争に強い憧れがあっ…
誰にも言いたくない秘密は偉人にだってあるみたいですよ。今回は偉人の夜の話です 生涯女性経験がなかった偉人はたくさんいますし、キング牧師みたいに性欲が強すぎて毎晩のように娼婦と寝ていた人もいます。徳川家康は性病を恐れて遊女とは関係を持たないこ…
綺麗な人は好きですか? 街中で綺麗な人を見かけたら、つい魅入ってしまった経験は誰もがあると思います。僕もあります。綺麗な人ってやっぱりいいですよね。ついつい優しくしてしまう、そんな人も多いと思う。だからこそ美人は得をする。別に美人に弱いこと…
そもそも騎士とは? ゴドフロワ・ド・ブイヨンーーーー十字軍の英雄 ゴーティエ・サンザヴォワールーーーー無一文のゴーティエ リチャード一世ーーーーライオンハート ウィリアム・マーシャルーーーー伝説的な老騎士 ジャック・ド・モレーーーーーテンプル騎…
色んな嘘があると思います。虚栄心からの嘘、自衛のための嘘、陥れる嘘とか、誰かのための嘘。誰もが日常的に嘘を吐き、権威のある人物が虚構を言えば、それが真実になることだってある。古代から人間社会は、嘘に紛れていた。別に嘘が悪いってことが、言い…
リベレイター。シモン・ボリバルはラテンアメリカで「解放者」を意味するリベレイターと呼ばれている。1492年にクリストファー・コロンブスが上陸した時から、ラテンアメリカはヨーロッパ諸国の植民地となっていた。それがナポレオンの登場によって激動…
「王殺し」自らをジェントルマンと評したオリバー・クロムウェルはイングランド王チャールズ一世を処刑して、護国卿として国のトップになった。確かな支持を持っていたクロムウェルだったが、その死を悲しむ国民は少なかった。信頼があったからこそ、護国卿…
さて、今回はフランス史上たった6人しかいない元帥の上位互換である、大元帥の一人テュレンヌ小爵を紹介していこうと思います。 www.chickennoneta.com テュレンヌはナポレオンも憧れた英雄の一人で、マイナスからスタートでしたが、努力、ライバルの出現、…
なんで太陽王かと言うと、バレエで太陽神に扮したことで太陽王と言われるようになったみたいです。そんな感じでフランスの王ルイ14世をご紹介していこうと思います。 自分で言っといてよく分かりませんが、どうぞよろしくお願いたします。 ルイ14世とは …
底階級の身分であっても、ウィリアム・マーシャルは騎士とての強さと教養、そして度量を兼ね備えていた。その実力は敵対関係にもあった五人の王にも認められて、重宝される事になる。騎士の王とも呼べる「獅子心王リチャード一世」すらも、その強さを認めざ…
フランスとイングランドが王位をかけて争った百年戦争では、多くの英雄が生まれました。当ブログでは、ジャンヌダルクや、ジル・ド・レ、デュ・ゲクランなどフランスに偏って紹介してきましたが、ついにイングランドの英雄をご紹介します。 www.chickennonet…
フランスとイングランドが王位と領土を巡って争った百年戦争は、現在のフランスとイングランドの国境線を決定付ける歴史的にも重要な戦争である。 百年戦争と言えばジャンヌダルクを思い浮かべる人が多いかと思います。ジャンヌは神の言葉を聞き劣勢だったフ…
カテリーナ・スフォルツアはイタリアが誇る伝説的な女傑である。スフォルツア家は傭兵から公爵の身分にまでなった一族で、カテリーナも幼少から兵法を叩き込まれることになり、戦の要性に気づいていた。領主になってからも、兵の質、城壁の強化、武器の購入…